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MotoGP ニュース

投稿日: 2021.07.05 17:01
更新日: 2021.07.16 14:23

全日本ロードST1000に新チームがカワサキ新型ZX-10Rで挑む!第5戦MFJ-GP鈴鹿でMATSUBA RACING PROJECT & RS-ITOHがデビュー

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MotoGP | 全日本ロードST1000に新チームがカワサキ新型ZX-10Rで挑む!第5戦MFJ-GP鈴鹿でMATSUBA RACING PROJECT & RS-ITOHがデビュー

 7月17~18日に三重県の鈴鹿サーキットで行われる全日本ロードレース選手権第5戦鈴鹿MFJ-GPに新チームがST1000クラスにエントリー。MATSUBA RACING PROJECT & RS-ITOHより松﨑克哉が2021年型カワサキZX-10Rで参戦する。

 メインスポンサーとなるマツバ商事は、生コンクリートを主に扱っている兵庫県高砂市にある会社で、代表の佐野弘樹氏と、元Kawasaki Team GREENの監督であり、今もカワサキのレース活動を支えている黒川治氏がプライベートで交流があったことをきっかけにメインスポンサーになることを佐野氏が提案。RS-ITOHとジョイントして新チームを立ち上げ、3年計画で活動することが決まった。

 2021年シーズンは第5戦鈴鹿MFJ-GPから最終戦オートポリスまでの3戦にエントリー。2022年からは、全日本ロードST1000クラスにフルエントリーし、鈴鹿8耐SSTクラスにも参戦。2023年も同様の活動を行い、3年計画は終了する。

 佐野代表は「この度、長年に渡りカワサキ車で全日本ロードレース選手権に参戦されているRS-ITOHさんとジョイントし、新チームを立ち上げることとなりました。3年間のみの活動と期間を決め、全日本ロードレース選手権ST1000クラスに参戦いたします。短い期間ではありますが、成績にこだわりつつ、何よりもレースを楽しむことをコンセプトに活動します」と述べた。

MATSUBA RACING PROJECT & RS-ITOHの2021年型カワサキZX-10R(カラーリングイメージ)/2021年全日本ロード ST1000
MATSUBA RACING PROJECT & RS-ITOHの2021年型カワサキZX-10R(カラーリングイメージ)/2021年全日本ロード ST1000

 黒川氏が監督を務め、2021年のライダーにはカワサキのテストライダーでもある松﨑が選ばれた。助監督として就任する眞子智実は、世界グランプリ125ccクラスで活躍したライダーであり、現在は、松﨑と同じくカワサキのテストライダーを務めている。チームアドバイザーにRS-ITOHの伊藤一成氏、ライダーアドバイザーに井筒仁康氏が就任する。

 松﨑は「まずは、新チームのライダーとしてチャンスをいただけたことに感謝したいですね。新チームとはいえ、みんなお世話になっている方ばかりなので、これ以上ない体制でレースができることを、すごくうれしく思います」とコメントした。

「眞子助監督、井筒さんを始めチームと相談しながら、いいバイクに仕上げてチーム貢献できるように精一杯走るだけですね。ぶっつけ本番になりますが、ニューZX-10Rの初お披露目になるので、ぜひ注目してください」

 激戦のST1000クラスで、ゼッケン24をつける松﨑が初登場となる2021年型カワサキZX-10Rで、どんな走りを見せるか楽しみなところだ。


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