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MotoGP ニュース

投稿日: 2021.07.28 17:50

アレックス・ロウズ、カワサキと複数年契約。2022年もSBKに継続参戦

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MotoGP | アレックス・ロウズ、カワサキと複数年契約。2022年もSBKに継続参戦

 7月27日、カワサキ・モータース・ヨーロッパは、スーパーバイク世界選手権(SBK)にカワサキ・レーシングチーム・ワールドSBKから参戦しているアレックス・ロウズと複数年契約に合意し、来季以降も継続参戦させると発表した。

 イギリス人ライダーのロウズは、2013年にブリティッシュスーパーバイク選手権(BSB)でホンダのマシンを駆りチャンピオンを獲得。SBKでは2011年にデビューを果たしているが、フル参戦を開始したのはその翌年の2014年からだ。

 2014~1015年はVOLTCOM Crescent SuzukiでスズキGSX-R1000を駆り表彰台を合計3度獲得。2016年からはパタ・ヤマハ・オフィシャル・ワールドSBKチームに移籍し、2018年には初優勝を達成した。

 ヤマハでは2019年シーズンまで4シーズンの間、ヤマハYZF-R1で1勝を含む17度の表彰台に上って、2019年にはランキング3位を獲得した。

SBKに参戦しているアレックス・ロウズ(カワサキ・レーシングチーム・ワールドSBK)
SBKに参戦しているアレックス・ロウズ(カワサキ・レーシングチーム・ワールドSBK)

 そんなロウズはヤマハを離脱して、カワサキ・レーシングチーム・ワールドSBKに移籍。2020年からSBK連覇中のジョナサン・レイのチームメイトになり、カワサキNinja ZX-10RRを駆っている。カワサキでは、2020年に1勝を含む4度の表彰台、今季は5戦終了時点で4度の表彰台でランキング4位につけている。

 そして今回、ロウズはカワサキと複数年契約を締結して、2022年以降もカワサキ・レーシングチーム・ワールドSBKでSBKに継続参戦することが決定した。

 また、11月7日に三重県の鈴鹿サーキットで開催される鈴鹿8時間耐久ロードレースに、ジョナサン・レイ、ルーカス・マヒアスとともに参戦することも決定している。

SBKに参戦しているアレックス・ロウズ(カワサキ・レーシングチーム・ワールドSBK)
SBKに参戦しているアレックス・ロウズ(カワサキ・レーシングチーム・ワールドSBK)

 ロウズは「現在のSBKで最も成功しているチームであるカワサキ・レーシング・チームと再び契約できたことを本当に嬉しく思う」とコメントした。

「昨年は世界情勢の影響で、チーム1年目がうまくいかなかったし、シーズンも短かった。今年はいくつかの異なるコースでスタートすることができて、バイクのこともよく理解できるようになってきた。また、今年はスタートは好調だったものの、結果が思うように出ていないので、少しフラストレーションが溜まっている」

「僕たちには多くの可能性があり、チャンピオンシップでは今年の目標であるトップ3に近い、トップ4にまだ入っている。次のステップとして、常に表彰台を狙っていけるように、これからの数週間、懸命に努力する。正直なところ、もうすぐだと感じているし、このチームと私の周りにいるすべての人たち、そしてこれまで築いてきた関係によって、物事を前進させるためのすべてが整っている」

「来年もこのチームにいられることに感謝しているし、カワサキが僕を信頼してくれていることを誇りに思っている。僕たちの仕事は、コース上での結果だけでなく、舞台裏でも多くのことが行われているので、KRTとの新しい契約をとても嬉しく思っている」

「このプロジェクトを支えてくれたすべての人、ギムとビール・ロダ、スティーブ・ガットリッジ、そして日本のKHI(川崎重工)のすべての人に、僕を再び信じてくれたことに感謝している」


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