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MotoGP ニュース

投稿日: 2021.10.04 11:55
更新日: 2021.10.04 14:32

M.マルケス「1周目からレースをリードしようとした」プランどおりの展開で今季2勝目/MotoGP第15戦決勝トップ3コメント

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MotoGP | M.マルケス「1周目からレースをリードしようとした」プランどおりの展開で今季2勝目/MotoGP第15戦決勝トップ3コメント

 MotoGP第15戦アメリカズGPがサーキット・オブ・ジ・アメリカズで行われ、MotoGPクラスで優勝したマルク・マルケス(レプソル・ホンダ・チーム)、2位のファビオ・クアルタラロ(モンスターエナジー・ヤマハMotoGP)、3位のフランセスコ・バニャイア(ドゥカティ・レノボ・チーム)が会見に出席。レースを振り返った。
 

■マルク・マルケス(レプソル・ホンダ・チーム)/決勝:優勝

2021年MotoGP第15戦アメリカズGP マルク・マルケス(レプソル・ホンダ・チーム)
2021年MotoGP第15戦アメリカズGP マルク・マルケス(レプソル・ホンダ・チーム)

「素晴らしい日曜日だったよ。ウオームアップ・セッションのときからフィーリングがよかったんだ。(レースでの)“プランA”は、1周目からレースをリードすることだった。そして、素晴らしいスタートを切って、特に1コーナーではブレーキングをハードに、深くした」

「最初の3、4周はレースをコントロールしようとして、それからは2分5秒0、2分4秒後半、2分4秒前半と攻めてタイムを上げて、(後方との)差を広げようとした。バイクの感触がとてもよかったからだ。それにレース終盤に、自分の体の状態がどうなるのかわからなかったからね。でも、みんなこのレースでは苦労するだろうと思っていた。広げたファビオ(・クアルタラロ)との差は、マネジメントするのに十分なものだった」

「レースでは何度かミスをしていたんだよ。特に、残り3周の6コーナーでは、内側の縁石に接触してしまって、フロントタイヤのグリップを失ってしまった。でも、すごく集中して、3、4周の間だけかなり攻めていたのも確かだった。けれど、それからは差がどんどん広がっていって、それで余裕があって安定したペースを刻むことができた。思っていたようにとてもうまく走っていた」

「もちろん、(ここで優勝しなければならないという)プレッシャーは感じるものだよ。今季は僕にとって、予想外で厳しいシーズンだ。僕のキャリアにおいて、これまでに感じたことがないものだ。すごく厳しい。時には転倒し、時には速く、時には遅い。けれど、なぜだかわからない。だけど、だんだんこのレースのようにうまく走れるようになり、状況をマネジメントできるようになってきている。もちろん、まだまだだから、取り組んでいかないといけないけどね。まだ、バイクに特別なフィーリングが感じられないんだ」

■ファビオ・クアルタラロ(モンスターエナジー・ヤマハMotoGP)/決勝:2位

2021年MotoGP第15戦アメリカズGP ファビオ・クアルタラロ(モンスターエナジー・ヤマハMotoGP)
2021年MotoGP第15戦アメリカズGP ファビオ・クアルタラロ(モンスターエナジー・ヤマハMotoGP)

「今回の2位はキャリアを通じて最高の2位だよ。実のところ、スタート前にはちょっと緊張があったんだ。でも、1コーナーに入ってからはそれがなくなった。すごくいいレースをしたと思う。とてもうれしいよ。ペッコ(※フランセスコ・バニャイアの愛称)はここ2戦でとても強くて、50ポイント稼いでいる。だから、ここで彼の前でフィニッシュできたというのはすごいことだ。結果にはとても満足しているんだ」

「(マルク・マルケスとの優勝争いを)もちろんしようとしたよ。僕の後ろには大きな集団がいた。ホルヘ(・マルティン)は1コーナーで僕をオーバーテイクしようとしてきた。僕としては、攻めることが唯一、いいレースをするための手段だった。攻めたけれど、僕は今週末を通じて、マルクのようなペースがなかった。特に、ユーズドタイヤでは苦戦していた。でも、最終的には表彰台を獲得するという目標を達成したんだ」

「(次戦でのチャンピオン獲得に)執着する必要はないと思っている。僕にはチャンピオンシップでアドバンテージがある。(次戦の)ミサノで(チャンピオンを)獲らなければならないと考える必要はない。(前戦の)ミサノでは、ペッコがものすごく強かったわけだし。僕は全力を尽くす。もし(ミサノでチャンピオンが)獲れれば素晴らしいし、もしそうならなくても、また別の機会がある。落ち着いていくよ」


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