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MotoGP ニュース

投稿日: 2021.11.15 11:19

中上貴晶「結果は残せなかったが、スピードには満足。気持ちを切り替えて、来季に臨みたい」/MotoGP第18戦バレンシアGP決勝

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MotoGP | 中上貴晶「結果は残せなかったが、スピードには満足。気持ちを切り替えて、来季に臨みたい」/MotoGP第18戦バレンシアGP決勝

 11月14日、2021年MotoGP第18戦バレンシアGP MotoGPクラスの決勝がスペインのリカルド・トルモ・サーキットで行われた。中上貴晶(LCRホンダ・イデミツ)は予選9番手からレースに臨んだが、11番手を走行していた5周目の6コーナーで転倒。リタイアに終わった。

 今大会、初日から好調をキープしていた中上。大接戦となった予選では9番手となったが、決勝に向けて重要なセッションとなるFP4では、1分31秒404のトップタイムをマークした。

 決勝日は気温20度、路面温度23度のドライコンディション。中上は朝のウォームアップ走行でも2番手と好調さをアピールする。連続ラップのアベレージもよく、追い上げが期待された。

 決勝レース、中上は3列目からまずまずのスタートを切り、バレンティーノ・ロッシ(ペトロナス・ヤマハSRT)に続く11番手を走行。しかし、5周目の6コーナーのブレーキングでフロントから転倒してしまう。再スタートを試みたが、エンジンが掛からずリタイア。ランキング15位でシーズンを終えることとなった。

 今シーズンの中上は、シーズン序盤は車体のセットアップに苦戦をしたが、中盤以降は随所で光る走りを見せた。しかしフリー走行から予選、そして決勝へと至る流れの中で歯車がうまく噛み合わない場面も多く、自身のパフォーマンスをうまく結果につなげることができなかった印象だ。

 11月18日、19日にはスペインのヘレス・サーキット‐アンヘル・ニエトで2日間の公式テストが行われる予定だ。2022シーズンもLCRホンダ・イデミツからの参戦が決まっている中上だが、来年こそ表彰台の上に立つ姿を期待したい。
 
■LCRホンダ・イデミツ
中上貴晶(決勝:11位)

「残念ながら、転倒してしまいました。今年は最後まで納得のいく結果を残すことができず、チームとスポンサーには本当に申し訳ない気持ちです。最終戦バレンシアGPは、フリー走行、予選と順調でしたが、決勝レースは転倒してしまいました。でも、スピードには満足しています」

「来週末には、2022年へ向けたテストがヘレスで始まります。来季に向けて、ホンダのマシンを開発していくのがとても楽しみです。今大会はバレンティーノ(・ロッシ)の引退レースでした。彼のキャリアにおめでとうと言いたいです。そして将来の幸運を願っています」

2021年MotoGP第18戦バレンシアGP:中上貴晶(LCRホンダ・イデミツ)
2021年MotoGP第18戦バレンシアGP:中上貴晶(LCRホンダ・イデミツ)
2021年MotoGP第18戦バレンシアGP:中上貴晶(LCRホンダ・イデミツ)
2021年MotoGP第18戦バレンシアGP:中上貴晶(LCRホンダ・イデミツ)
2021年MotoGP第18戦バレンシアGP:中上貴晶(LCRホンダ・イデミツ)
2021年MotoGP第18戦バレンシアGP:中上貴晶(LCRホンダ・イデミツ)
2021年MotoGP第18戦バレンシアGP:中上貴晶(LCRホンダ・イデミツ)
2021年MotoGP第18戦バレンシアGP:中上貴晶(LCRホンダ・イデミツ)
2021年MotoGP第18戦バレンシアGP:中上貴晶(LCRホンダ・イデミツ)
2021年MotoGP第18戦バレンシアGP:中上貴晶(LCRホンダ・イデミツ)
2021年MotoGP第18戦バレンシアGP:中上貴晶(LCRホンダ・イデミツ)
2021年MotoGP第18戦バレンシアGP:中上貴晶(LCRホンダ・イデミツ)


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