レースを愛してやまないファンの方々へ
autosport web Premiumが登場。

詳細を見る

MotoGP ニュース

投稿日: 2021.11.19 18:35

BSB:水野涼と高橋巧、2022年もホンダレーシングからブリティッシュスーパーバイクに参戦

レースを愛してやまないファンの方々へ
autosport web Premiumが登場。

詳細を見る


MotoGP | BSB:水野涼と高橋巧、2022年もホンダレーシングからブリティッシュスーパーバイクに参戦

 11月17日、ホンダレーシングUKは2022年のブリティッシュスーパーバイク選手権(BSB)に水野涼、高橋巧、グレン・アーウィン、トム・ニーブを起用すると発表した。

 2021年はBSBに水野、高橋、グレン・アーウィンの3台、ピレリナショナルスーパーストック選手権にトム・ニーブの1台という体制で参戦したホンダレーシングUKチーム。来季はトム・ニーブが最高峰クラスにステップアップして4人体制でBSBを戦うこととなった。

水野涼(Honda Racing)/2021BSB第6戦キャドウェル・パーク
水野涼(Honda Racing)/2021BSB第6戦キャドウェル・パーク

 水野は全日本ロードレース選手権で2015年にJ-GP3クラス、2017年にJ-GP2クラスのチャンピオンに輝き、MotoGP日本GPのMoto3クラスとMoto2クラスにワイルドカードで参戦したライダーだ。

 2018年からJSB1000クラスに参戦し、2年目には表彰台の常連となり2019年と2020年はランキング4位を獲得。2021年は海外に渡りBSBに参戦した。

高橋巧(Honda Racing)/2021BSB第1戦オウルトンパーク
高橋巧(Honda Racing)/2021BSB第1戦オウルトンパーク

 高橋は2019年まで全日本ロード選手権に参戦したライダーで、2017年にJSB1000クラスでチャンピオンを獲得。ホンダのテストライダーも務めながら鈴鹿8耐でも2010、2013、2014年の3度優勝を飾っており、2020年からはSBKに参戦していた。そして、水野とともにBSBに参戦を開始させた。

 そして今回、2022年は水野涼、高橋巧、グレン・アーウィン、トム・ニーブの4人体制でBSBを戦うことが決まった。マシンはホンダCBR1000RR-R Fireblade SPだ。

 スーパーバイククラスに4台のマシンを投入することは、ホンダチームにとって初の試みとなるという。また、各国のロードレース選手権に出場するライダーのさらなるステップアップのサポートを目的とする『Honda Superbike Challenge Program』を通じた若い才能の育成を示すものとなる。

■水野涼
「2022年もHonda Racing UKチームでレースを続けられることをうれしく思っています。CBR1000RR-R FIREBLADE SPで戦い、レースごとに進化し続け、よりよい結果を目指していきたいと思います。僕のレース活動を支えてくれている家族、友人、そしてパーソナルスポンサーに感謝します」

■高橋巧
「2022年に英国スーパーバイク選手権に参加します。2021年は、ほとんどのサーキットが初めての場所で、しかも怪我をしていたこともあって、悔しい結果になってしまいました。2022年のシーズンに向けて、よい結果を出すための準備をすでにはじめています。最初の目標は表彰台ですが、勝利のためにベストを尽くします」

■ハビエル・ベルトラン(Honda Racing UKチームマネージャー)
「2022年のシーズンに向けて、トムが最高峰クラスに昇格したことをとてもうれしく思う。スーパーストッククラスでは、チームでのデビューから2021年のチャンピオンになるまで、彼の成長を一緒に見守ることができ、とても楽しかった。若い才能をサポートし、次のステップへと導くことができるのは、いつでも素晴らしいことだ」

「グレンが我々と一緒にいてくれることをうれしく思う。彼は過去2シーズンで見せてくれたように、フロントで戦えるだけの力を持っている。今シーズンは不運に見舞われたり、怪我が足かせとなってしまったが、体調の良いグレンはタイトルを狙えると確信している」

「また、来年も涼と巧を迎えられてうれしく思う。彼らは今シーズン、新しいコンポーネントのテストと開発に重要な役割を果たした。今ではサーキットの知識も蓄えてきている。来年はさらに上位のグリッドで、トップ10を目指して戦う姿が見られると思う」


関連のニュース