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MotoGP ニュース

投稿日: 2021.11.20 23:47
更新日: 2021.11.20 23:53

MotoGP:2022年は3クラス84人が暫定でエントリー。日本人は7人がフル参戦

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MotoGP | MotoGP:2022年は3クラス84人が暫定でエントリー。日本人は7人がフル参戦

 11月16日、FIM(国際モーターサイクリズム連盟)は2022年シーズンのロードレース世界選手権における暫定エントリーリストを発表した。MotoGPクラスは12チーム24名、Moto2クラスは15チーム30名、Moto3チームは15チーム30名と3クラス84名のエントリーが承認されている。

 2022年のMotoGPクラスはMoto2クラスからラウル・フェルナンデス、ファビオ・ディ・ジャンアントニオ、マルコ・ベゼッチ、レミー・ガードナー、Moto3クラスからダリン・ビンダーと計5人がステップアップ。ドゥカティは8台、ホンダ、ヤマハ、KTMは4台で、スズキ、アプリリアは2台が参戦する。

 新規参戦はVR46レーシング・チーム。アプリリア・レーシングとグレシーニ・レーシングが2015年から始まった協力関係に終止符を打ち、アプリリアはファクトリーチーム、グレシーニはドゥカティのインディペンデントチームとして活動を開始。2019年から参戦していたペトロナス・ヤマハSRTはWITHU YAMAHA RNF MotoGP TEAM(WithUヤマハRNF・MotoGPチーム)に移行する。

 Moto2クラスの新規参戦チームはYAMAHA VR46 MASTER CAMP TEAM。Moto3クラスからペドロ・アコスタ、ロマーノ・フェナティ、ニッコロ・アントネッリ、ジェレミー・アルコバ、バーリー・バルトゥスの5名、スーパースポーツ世界選手権(WSS)からマニュエル・ゴンザレス、Moto2欧州選手権からケミン・クボ、モトアメリカからショーン・ディラン・ケリー、MotoEからアレッサンドロ・ザッコーネが加入する。

 マシンに搭載されるエンジンは、トライアンフのストリートトリプルRSの765cc3気筒エンジンをベースに開発されたワンメイクエンジン。シャシーはカレックスが24機、GASGAS、MVアグスタとボスコスクーロは2機となる。また、日本の福島県にある精密金属加工メーカーNTSは参戦しないこととなった。

 Moto3クラスの新規参戦チームはMT HELMETS – MSIとTEAM MTAの2チームだ。マッテオ・ベルテッレ、エリア・バルトリーニ、ジョエル・ケルソ、マリオ・スリョ・アジ、古里太陽、ディオゴ・モレイラ、ダニエル・オルガド、イバン・オルトラ、スコット・オグデン、ジョシュア・ワットリーの10人が初参戦。2021年シーズンの途中から参戦したアルベルト・スーラがレギュラー参戦する。

 マシンはKTMが14台、ホンダが10台、ハスクバーナ、GASGAS、CFMOTOは各2台を供給する。

 日本人ライダーは、最高峰クラスのLCRホンダ・イデミツから継続参戦する中上貴晶。中量級はイデミツ・ホンダ・チーム・アジアの小椋藍。軽量級は5名で、山中琉聖(MT HELMETS – MSI)、鈴木竜生(LEOPARD RACING)、鳥羽海渡(CIP GREEN POWER)、佐々木歩夢(STERILGARDA HUSQVARNA MAX)、古里太陽(HONDA TEAM ASIA)となる。

 以下が2022年ロードレース世界選手権、3クラスの暫定エントリーリスト。


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