11月25日、ヤマハ・モーター・ヨーロッパはイタリア・ミラノで11月23～28日に開催されるEICMA2021（ミラノショー）でゲスト出演したバレンティーノ・ロッシに特別仕様のバイク『R1 GYTR VR46 Tribute』をプレゼントした。
ミラノショーでは、MotoGPで26年間のキャリアに終止符を打ったばかりのロッシが特別イベント『One More Lap』にゲスト出演。ロッシは、ヤマハ発動機が準備したグランプリ参戦60周年記念スペシャルデザインの『YZR-M1』で登場した。
そして、限定版のヤマハYZF-R1となる『R1 GYTR VR46 Tribute』が発表され、ロッシにプレゼントされた。
この特別なバイクは、ロッシの伝説的なキャリアを祝して製作。ロッシの友人でもあり、ロッシが使用したヘルメットのデザイナーを長年務めたアルド・ドルディ氏がプロデュースし、特別なカラーリングに施された。
また、2022年に発売予定のGYTR仕様のパーツが多く使用されており、チャンピオンを獲得したヤマハがSBKで開発したパーツも搭載されているため、サーキット走行に特化したスペックとなった。
厳選されたパーツは、GYTR仕様は電子スロットル、スリッパークラッチ、ラジエーターキット、ハンドルバーセット、フロントブレーキプロテクター、アジャスタブルリアセット、マルケジーニホイールセットなど。SBKで開発したパーツは、22リットルの燃料タンク、フルカーボンリヤサブフレーム、カーボンフェアリング、ファクトリーチューンのエンジン、マレリのECU、オーリンズ製のサスペンション、ブレーキ系統はブレンボなど広範囲にわたる。
