3月3日、ヤマハ発動機株式会社は、2022年における全日本選手権の体制発表会として、3カテゴリーに参戦する主要ヤマハチームのライダーと監督が参加した動画を公開した。
ヤマハが参戦している全日本選手権では、全日本ロードレース選手権、全日本トライアル選手権、全日本モトクロス選手権ともに4月上旬に開幕。全日本ロードは全8大会、全日本トライアルはCity Trial Japan大会を含む8大会、全日本モトクロスは、7大会が開催される予定だ。
2月8日にはヤマハ発動機レース活動を発表して、ライダーラインアップが明らかになったが、今回はライダーや監督が目標を語ったほか、マシンがお披露目された。
全日本ロードはYAMAHA FACTORY RACING TEAMからJSB1000クラスに中須賀克行と岡本裕生の2台体制でエントリー。マシンは2022年モデルのYZF-R1で、中須賀は赤地に白文字のゼッケン1番、岡本は黄地に黒文字のゼッケン29番であるため見分けやすいだろう。
また、マシンは昨年から大きな変更点はないというが、「細部を見直しライダーがよりマシンコントロールをしやすいように仕上げている」という。
全日本トライアルは黒山健一、野崎史高がTYS250Fiを、全日本モトクロスは富田俊樹、渡辺祐介はYZ450FMを駆る。そして、ヤマハ発動機は「2009年以来となる、国内最高峰クラスでの三冠奪取」を目指すという。
■ヤマハ国内レース参戦体制発表会(YouTube)