ホンダは、原付二種(第二種原動機付自転車)の新型レジャーバイク『ダックス125』を7月21日から発売する。車両価格は44万円(税込み)、国内年間販売計画は8000台を予定している。
『ホンダ・ダックス125』は、犬種のダックスフンドをイメージした『ダックスホンダ(1969年)』のスタイリングを踏襲しながら、現代風の感性を取り入れた原付二種のレジャーバイク。
パワートレインは力強い出力特性と優れた環境性能を両立した空冷4ストロークOHC単気筒エンジンを搭載。クラッチ操作を必要としない自動遠心クラッチに4速トランスミッションを採用している。
車体は、ダックスらしさを印象付ける胴の長い鋼板プレス製バックボーンフレームに、ふたり乗りが容易なロングタイプのダブルシートとパッセンジャーも握りやすいグラブバーを採用。燃料タンクやエアクリーナーをシート下のフレーム内に装備し、エンジン周辺をシンプルに構成することで、T字型のフレーム形状を際立たせるコンパクトで個性的なスタイリングを実現している。
また、アップタイプのマフラーに装着されたマフラーガードや車体左側面のカバーなど、随所にクロームメッキのパーツを配し、愛らしい外観に上質感を付加している。
足まわりは、シンプルなデザインで高剛性なキャストホイールに、12インチサイズのチューブレスタイヤを組み合わせるとともに、倒立フロントフォークならびに前後輪ディスクブレーキを採用。さらに、前輪に作用するABSを標準装備とすることで、制動時の安定性を高めている。
灯火類には、丸形のLEDヘッドライト、ウインカーを採用。カラーリングは、懐かしさと上質さを感じる『パールネビュラレッド』と、都会的な風景に溶け込む『パールカデットグレー』の2色を設定。車両価格は44万円(税込み)。