レースを愛してやまないファンの方々へ
autosport web Premiumが登場。

詳細を見る

MotoGP ニュース

投稿日: 2022.04.12 22:08

バウティスタ「優勝争いの感覚があったから最後までやり遂げられた」/SBK第1戦アラゴン トップ3コメント

レースを愛してやまないファンの方々へ
autosport web Premiumが登場。

詳細を見る


MotoGP | バウティスタ「優勝争いの感覚があったから最後までやり遂げられた」/SBK第1戦アラゴン トップ3コメント

 4月8日~10日、スペインのモーターランド・アラゴンで行われた2022年スーパーバイク世界選手権(SBK)第1戦アラゴンのレースでトップ3に入ったライダーたちが週末を振り返った。

優勝:ジョナサン・レイ、2位:アルバロ・バウティスタ、3位:トプラク・ラズガットリオグル/2022SBK第1戦アラゴン レース1
優勝:ジョナサン・レイ、2位:アルバロ・バウティスタ、3位:トプラク・ラズガットリオグル/2022SBK第1戦アラゴン レース1
ジョナサン・レイ(Kawasaki Racing Team WorldSBK)/2022SBK第1戦アラゴン レース1
ジョナサン・レイ(Kawasaki Racing Team WorldSBK)/2022SBK第1戦アラゴン レース1
■SBK第1戦アラゴン レース1
・Kawasaki Racing Team WorldSBK
ジョナサン・レイ(レース1:優勝)

「いいレースだったし、エキサイティングなレースだった。バトルは本当に楽しかった。バイクの強さを実感できたと思う。バイクがとても機敏で、ブレーキングも安定していたから、方向転換もよくできたよ」

「オフシーズンに行った、SCXのソフトタイヤに焦点を当てた作業は、今では実を結びつつあるんだ。とても涼しい気温の中で、ソフトタイヤで最後まで本当に速く走ることができた。レース前から『OK、これだけ作業はやったけど、このSCXを24°Cの路面温度で走らせたことはなかったな』と考えていたんだ」

「カワサキとショーワのおかげで、本当に大きな勝利を実現できた。とても大きな功績だよ。チャンピオンシップの開幕戦に勝つためだけでなく、あのような形で優勝できたんだから。明日は、レースがあと2つあるから最大限に引き出す必要があるね。でも今日は本当に嬉しかったよ」

アルバロ・バウティスタ(Aruba.it Racing - Ducati)/2022SBK第1戦アラゴン レース1
アルバロ・バウティスタ(Aruba.it Racing – Ducati)/2022SBK第1戦アラゴン レース1

・Aruba.it Racing – Ducati
アルバロ・バウティスタ(レース1:2位)

「このレースにはとても満足している。正直に言うと、勝つことだけが僕の目標ではなかったんだ。簡単ではなかった2年前を経て、優勝争いをするときにしか得られない感覚を再確認する必要があったんだ。その感覚があったからこそ、最後までやり遂げることができたよ」

「最初にトプラク(・ラズガットリオグル)と、次にジョナサン(・レイ)との戦いはエキサイティングだった。とても楽しかったし、ファンも楽しんでくれたと思う。明日のために少し前進する必要があるね」

トプラク・ラズガットリオグル(Pata Yamaha with Brixx WorldSBK)/2022SBK第1戦アラゴン レース1
トプラク・ラズガットリオグル(Pata Yamaha with Brixx WorldSBK)/2022SBK第1戦アラゴン レース1

・Pata Yamaha with Brixx WorldSBK
トプラク・ラズガットリオグル(レース1:3位)

「僕にとっては決して楽なレースではなかったけど、ポールポジションを獲得していたからベストを尽くせたよ。このコースは本来、ヤマハのマシンと相性はあまり良くなくて、序盤の数ラップでハードに攻めて優勝を狙っていったんだ。でも終盤になるとフロントタイヤのグリップが大幅にダウンして、フロントがスライドするようになってしまって順位を下げてしまったんだ。もちろんもっと上を狙っていたんだけど、3位も決して悪くはないかな」

「チャンピオンシップはまだ始まったばかりだからね。今日はしっかりポイントを獲れたから、明日はもっと良い結果を目指していくよ。僕たちは日に日に進化しているから、フロントグリップの向上を目指してセッティングに取り組んでいくよ」

優勝:ジョナサン・レイ、2位:アルバロ・バウティスタ、3位:トプラク・ラズガットリオグル/2022SBK第1戦アラゴン レース1
優勝:ジョナサン・レイ、2位:アルバロ・バウティスタ、3位:トプラク・ラズガットリオグル/2022SBK第1戦アラゴン レース1
アルバロ・バウティスタ(Aruba.it Racing - Ducati)/2022SBK第1戦アラゴン レース2
アルバロ・バウティスタ(Aruba.it Racing – Ducati)/2022SBK第1戦アラゴン レース2

■SBK第1戦アラゴン レース2
・Aruba.it Racing – Ducati
アルバロ・バウティスタ(スーパーポールレース:優勝、レース2:優勝)

「僕は本当に幸せだよ。とてもポジティブな週末で、とても良い結果が得られたけど、重要なことは、バイク、チーム、ファンとのポジティブな気持ちで自信を取り戻すことだった」

「昨日は2位で満足していたけど、何か足りない感じがしたよ。昨日はウォーミングアップのときからフィーリングが良かったので、今日はもっとプッシュしてみたんだ。シーズンのスタートとしては、とても良かったと思う。次のアッセンが待ちきれないよ」

ジョナサン・レイ(Kawasaki Racing Team WorldSBK)/2022SBK第1戦アラゴン レース2
ジョナサン・レイ(Kawasaki Racing Team WorldSBK)/2022SBK第1戦アラゴン レース2

・Kawasaki Racing Team WorldSBK
ジョナサン・レイ(スーパーポールレース:3位、レース2:2位)

「スーパーポール・レースで、激しいバトルが繰り広げられた。2位争いをするのが精一杯で、トプラクやリナルディとの争いは激しかった。自分のリズムを作るためのクリアラップを取ることができなかったけど、それも楽しかったよ。その小さな“ミニバトル”のトップに立てたのは良かったよ」

「スーパーポール・レースと同じように、僕はレース2で他のライダーとのバトルをした。自分のペースはアルバロ(・バウティスタ)と似ていると感じたけど、コースはクリアだった。(マイケル・ルーベン・)リナルディとトプラク(・ラズガットリオグル)はトラックポジションをとろうとバトルしていたから、僕は自分のリズムを作るのに本当に苦労したよ」

「僕は速く走るためにクリアなトラックが必要だったけど、それを得るのにとても時間がかかってしまった。レースは本当にアグレッシブだった。僕は何度もミスをしてしまった。風が強かったし、風向きが変わったんだ。昨日はストレートに追い風があったけど、今日は向かい風で1コーナーでもプッシュしたんだ」

「だけど、結果には満足しているよ。月曜日にこれらの結果を保証できるのであれば、僕はその契約をしただろう。今日を良くするために、ベストな状態でアッセンに進む必要があるね」

トプラク・ラズガットリオグル(Pata Yamaha with Brixx WorldSBK)/2022SBK第1戦アラゴン レース2
トプラク・ラズガットリオグル(Pata Yamaha with Brixx WorldSBK)/2022SBK第1戦アラゴン レース2

・Pata Yamaha with Brixx WorldSBK
トプラク・ラズガットリオグル(スーパーポールレース:3位、レース2:3位)

「昨年のこの大会は、それほど良くはなかったと思う。基本的にヤマハにとっては難しいコースなので、今回の3つの表彰台はうれしい結果だよ。ウイークを通して好調で、決勝中もさらに上を目指していた。そしてジョニー(レイ)と何度も競り合ったが、最後はタイヤ・グリップが大幅に減少してついて行けなくなってしまった。3位は悪くないし、表彰台に上れたので良かったと思う」

「スーパーポール・レースでもマイケル(リナルディ)、ジョニーとのバトルを楽しんだよ。そして表彰台とポイントを勝ち取るために、最終コーナーで何としてもマイケルを捉える必要があったんだ。これがレースであり、僕たちはスーパーストック600に出場していた2015年に何度も同じような戦いをしていた」

「レース2では2位走行中の彼がタイヤをプッシュしすぎてグリップが落ちてきているのがわかって、そこでチャンスが巡って来たことを確信した。僕自身は終盤に備えてタイヤを温存していたからね。彼をパスし、ジョニーも追ってきたけど届かなかった。誰もがベストを尽くし、僕は表彰台獲得を目指していたから満足してるよ。毎レースでベストなセッティングを追求して、素晴らしいマシンを作り上げてくれたチームのみんなに感謝しているよ」

優勝:アルバロ・バウティスタ、2位:ジョナサン・レイ、3位:トプラク・ラズガットリオグル/2022SBK第1戦アラゴン レース2
優勝:アルバロ・バウティスタ、2位:ジョナサン・レイ、3位:トプラク・ラズガットリオグル/2022SBK第1戦アラゴン レース2


関連のニュース