霧と雨に見舞われたテスト初日はヨシムラの渡辺一樹がトップ／全日本ロード オートポリス公開テスト1日目

　鈴鹿8耐が終わり、いよいよシーズン後半戦に突入する全日本ロードレース選手権。8月17日（水）より第6戦（8月27日・28日）の舞台となる大分県・オートポリスで事前公開テストが始まった。

　初日は、朝から霧が出たり、雨が降ったり、中途半端なコンディション。ST600クラスの2本目は、ウエットコンディションとなったが、やはり霧が出て来てしまい赤旗中断。そのままセッション終了となっている。4メーカー合同テストの3本目は、霧と強風と雨の三拍子で結局中止。ほとんどテストできず終いの1日となってしまった。

　その中でトップタイムをマークしたのは、渡辺一樹（YOSHIMURA SUZUKI RIDEWIN）だった。タイムは、1分56秒269。

「とにかくコンディションが中途半端だったので、走っても、あまり意味がなかったですね。自然相手なので仕方がないですが、明日は、しっかり走りたいですね」

　2番手に秋吉耕佑（Murayama.Honda Dream.RT）が1分57秒396、3番手に児玉勇太（Team KODAMA）が1分58秒340、4番手に濱原颯道（Honda Dream RT 桜井ホンダ）が1分58秒393、5番手に津田一磨（Team BabyFace Powerred by YOSHIMURA）と続いた。中須賀克行（YAMAHA FACTORY RACING TEAM）は、2台のバイクを走らせ、2分00秒249がベストだった。

　ST1000クラスでは、渡辺一馬（Astemo Honda Dream SI Racing ）が1分59秒013でトップ。津田拓也（AutoRace Ube Racing Team）が1分59秒834、國峰啄磨（TOHO Racing）が2分00秒776、前田恵助（Team GYTR）が2分01秒566、岩戸亮介（Kawasaki Plaza Racing Team）が2分01秒686で続いている。

　ST600クラスは、阿部恵斗（Team 51 GARAGE YAMAHA）が2分02秒443でトップ。2番手に1回目でトップタイムを出した小山知良（日本郵便 Honda Dream TP）が2分03秒496で続いた。

「ウエットコンディションのテストにはなったけれど、霧で走れない時間が多かったのが残念ですね。約1年振りのオートポリスなのでドライで走っておきたいですね」と小山。

　3番手に松岡玲（伊藤レーシング）が2分03秒552で続き、4番手に長尾健吾（TBB TEAM KENKEN YTch L8）が2分03秒718、5番手に菅原陸（GBSレーシング）が2分03秒806、6番手に荒川晃大（MOTOBUM HONDA）が2分03秒916で続いた。

　全日本ロードレース選手権 オートポリス公開テスト1日目のタイム結果は以下の通り。

■全日本ロード オートポリス公開テスト1日目 4メーカー合同テスト 総合結果