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MotoGP ニュース

投稿日: 2022.08.18 19:58

雨予報から快晴に。ヤマハの岡本裕生がリード/全日本ロード オートポリス公開テスト2日目

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MotoGP | 雨予報から快晴に。ヤマハの岡本裕生がリード/全日本ロード オートポリス公開テスト2日目

 全日本ロードレース選手権第6戦オートポリス(8月27日・28日)に向けた事前公開テスト2日目が8月18日(木)に当地で行われた。この日は、朝から強い雨に見舞われ、最初のセッションとなったJ-GP3クラスの1本目もコースは霧に覆われていたが、みるみるうちに回復し、青空が広がると路面も乾いていきドライコンディションとなる。ただ、雨が降った後のため路面のグリップはよくなかった。

 JSB1000クラスは、2回目に1分48秒176をマークした岡本裕生(YAMAHA FACTORY RACING TEAM)がトップタイムとなった。中須賀克行(YAMAHA FACTORY RACING TEAM)が1分48秒336で続きヤマハファクトリーがワン・ツーを占めた。

「とりあえずドライで走ることができてよかったですね。オートポリス2&4のデータをベースにセットを進めていき、路面のグリップがよくなく、最初はいい方向にいきませんでしたが、2回目のセッション終盤に問題点を確認することができました。あとはレースウイークに詰めていきたいですね。鈴鹿8耐を走っていないので、見ていてフラストレーションがたまったので、来週のレースにぶつけたいですね」と岡本。

JSB1000:中須賀克行(YAMAHA FACTORY RACING TEAM)/2022全日本ロード オートポリス公開テスト2日目
JSB1000:中須賀克行(YAMAHA FACTORY RACING TEAM)/2022全日本ロード オートポリス公開テスト2日目

 中須賀も「とにかくグリップがよくない状態でしたが、特に2回目の方が悪かったですね。その中でタイムを出せましたが、もっとアベレージを上げたいところです。レースウイークの天候が気になるところですが、しっかり詰めるところを詰めて決勝を迎えられるようにしたいですね」と語った。

 3番手には、鈴鹿8耐で覚醒した榎戸育寛(SDG Honda Racing)が1分49秒252でつけ、4番手に渡辺一樹(YOSHIMURA SUZUKI RIDEWIN)が1分49秒302で続いた。

JSB1000:渡辺一樹(YOSHIMURA SUZUKI RIDEWIN)/2022全日本ロード オートポリス公開テスト2日目
JSB1000:渡辺一樹(YOSHIMURA SUZUKI RIDEWIN)/2022全日本ロード オートポリス公開テスト2日目

「とにかく時間が足りないですね。前半戦の結果をふまえて、新しい方向にトライをしているのですが、いい部分もよくない部分もあったので、まだ実戦に投入できるかどうかという状況です。レースウイークも基本的に時間が少ないので、どう戦うかをチームと相談して挑みます」と渡辺。

 5番手には作本輝介(Astemo Honda Dream SI Racing )が1分50秒243、6番手に濱原颯道(Honda Dream RT 桜井ホンダ)が1分50秒483、7番手に岩田悟(Team ATJ)が1分50秒962、8番手に児玉勇太(Team KODAMA)が1分51秒097、9番手に関口太郎(SANMEI Team TARO PLUSONE)が1分51秒131、10番手に秋吉耕佑(Murayama.Honda Dream.RT)が1分51秒344、11番手に清成龍一(TOHO Racing)が1分51秒530、12番手に津田一磨(Team BabyFace Powerred by YOSHIMURA)が1分51秒776、13番手に柳川明(KRP SANYOUKOUGYO RSITOH)が1分51秒924で続いている。

ST1000:渡辺一馬(Astemo Honda Dream SI Racing)/2022全日本ロード オートポリス公開テスト2日目
ST1000:渡辺一馬(Astemo Honda Dream SI Racing)/2022全日本ロード オートポリス公開テスト2日目

 ST1000クラスは、ゼッケン1をつける渡辺一馬(Astemo Honda Dream SI Racing )が連日のトップタイム。ただひとり1分51秒台に入れる1分51秒685をマーク。

「2日間ありましたが、初日は、あまり走ることができなかったので物足りないですね。鈴鹿8耐でのEWC仕様から自分のST1000への乗り換えから始めて、フィーリングがつかめたところまで来たかな? というところです。今シーズンはいいレースができていなので、今回のオートポリスは2レース制ですし、結果を残したいですね」と渡辺。

ST1000:高橋裕紀(日本郵便 Honda Dream TP)/2022全日本ロード オートポリス公開テスト2日目
ST1000:高橋裕紀(日本郵便 Honda Dream TP)/2022全日本ロード オートポリス公開テスト2日目

 2番手に1分52秒012で高橋裕紀(JAPAN POST Honda Dream TP)、3番手に1分52秒439の津田拓也(AutoRace Ube Racing Team)、4番手に1分52秒744の國峰啄磨(TOHO Racing)、5番手に1分52秒820の南本宗一郎(AKENO SPEED YAMAHA)、6番手に1分52秒906の岩戸亮介(Kawasaki Plaza Racing Team)、7番手に1分52秒998の豊島怜(DOGFIGHTRACING YAMAHA)と1分52秒台で続いた。

ST600:荒川晃大(MOTOBUM HONDA)/2022全日本ロード オートポリス公開テスト2日目
ST600:荒川晃大(MOTOBUM HONDA)/2022全日本ロード オートポリス公開テスト2日目

 ST600クラスは、荒川晃大(MOTOBUM HONDA)が1分53秒650と2番手以下を大きく引き離しトップタイムとなった。

「ARRCのダンロップタイヤから全日本ロードのブリヂストンタイヤへフィーリングを確かめながらでしたが、路面コンディションがよくなかったので、グリップが低かったですが、ARRCで学んだことが生きています。羽田選手がMoto2に行ってしまいますが、今回のオートポリスでは、しっかり勝負して勝ちたいです」と闘志を燃やす荒川。

ST600の走行/2022全日本ロード オートポリス公開テスト2日目
ST600の走行/2022全日本ロード オートポリス公開テスト2日目

 2番手に鈴木光来(MOTOBUM HONDA)が1分54秒161で続きモトバムが1-2。3番手に阿部恵斗(Team 51 GARAGE YAMAHA)が1分54秒201、4番手に伊達悠太(AKENO SPEED YAMAHA)が1分54秒378、5番手に井手翔太(AKENO SPEED YAMAHA)が1分54秒396、6番手に横山尚太(GarageL8 Racing Team YAMAHA)が1分54秒535で続き、小山知良(JAPAN POST Honda Dream TP)が1分54秒713で7番手だった。

 この日から走り始めたJ-GP3クラス。1本目は霧も濃く、ウエットだったためキャンセルしたライダーも多かった。2本目から走り始めた上原大輝(Team Plusone)が1分59秒206でトップタイム。

「オートポリスをJ-GP3で走るのは初めてでしたが、まずまずのフィーリングだったのでホッとしています。周りは、まだまだタイムアップしてくると思うので、明日も気を引き締めて走ります」と上原。

J-GP3:上原大輝(Team Plusone)/2022全日本ロード オートポリス公開テスト2日目
J-GP3:上原大輝(Team Plusone)/2022全日本ロード オートポリス公開テスト2日目

 2番手に木内尚汰(Team Plusone)が1分59秒226と僅差で続きTeam Plusoneが1-2。3番手に尾野弘樹(P.MU 7C GALESPEED)が2分00秒336、4番手に彌榮郡(MARUMAE with Club PARIS)が2分00秒950、5番手に徳留真紀(MARUMAE MTR)が2分01秒165、6番手に高杉奈緒子(TEAM NAOKO KTM)が2分01秒228、7番手に宇井陽一(41Planning)が2分01秒357で続いた。

 全日本ロードレース選手権 オートポリス公開テスト2日目のタイム結果は以下の通り。


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