10月1日、MotoGP第17戦タイGPの予選がチャン・インターナショナル・サーキットで行われ、MotoGPクラスはマルコ・ベゼッチ(ムーニーVR46レーシング・チーム)が最高峰クラスで初のポールポジションを獲得した。
前戦日本GPでポールポジションを獲得したマルク・マルケス(レプソル・ホンダ・チーム)は、タイGPの予選ではQ1を突破してQ2に挑み、8番手。長島哲太(LCRホンダ・イデミツ)は22番グリッドを獲得している。
フリー走行3回目は気温27度、路面温度38度のドライコンディションで行われた。序盤はルカ・マリーニ(ムーニーVR46レーシング・チーム)がトップに立ち、2番手にマルク・マルケス、3番手にアレックス・リンス(チーム・スズキ・エクスター)が続く。
セッション終盤の残り時間10分、ファビオ・クアルタラロ(モンスターエナジー・ヤマハMotoGP)がトップタイムを記録。しかし残り時間3分を切って、ホルヘ・マルティン(プリマ・プラマック・レーシング)が1分30秒205をマークし、クアルタラロのタイムを上回った。
マルティンはトップでフリー走行3回目を終えた。2番手はミラー。最後に転倒を喫したが、その前に記録したタイムで2番手に浮上していた。クアルタラロは3番手で、4番手にはブラッド・ビンダー(レッドブルKTMファクトリー・レーシング)、5番手にはリンスが続いている。
フリー走行3回目では、マルク・マルケスが10番手、アレイシ・エスパルガロ(アプリリア・レーシング)が12番手、フランセスコ・バニャイア(ドゥカティ・レノボ・チーム)が17番手、だった。ただ、バニャイアはフリー走行2回目のタイムによってQ2へのダイレクト進出を決めている。一方、マルク・マルケスは3回のフリー走行で総合11番手、アレイシ・エスパルガロは14番手で、Q1からの予選となった。また、中上貴晶の代役として参戦する長島はセッション21番手、総合23番手だった。
フリー走行4回目はザルコがトップ。2番手にはミラー、3番手にはベゼッチが続き、4番手はビンダー、5番手はマルティンだった。クアルタラロは7番手、バニャイアは13番手、アレイシ・エスパルガロは14番手。また、マルク・マルケスは12番手、長島は20番手でセッションを終えている。