マレーシアのセパン・インターナショナル・サーキットでMotoGPクラスのオフィシャルテストは2日目を終えた。
2日目は前日の雨が残り、ウエットでスタート。午後には路面が乾き始めたが、多くのライダーがドライとなった午後3時ごろよりコースインした。
2日目のトップタイムを記録したのはアンドレア・イアンノーネ(スズキ)。イアンノーネは午後4時15分ごろファステストを更新してリーダーボードのトップに立つ。
その後、アルバロ・バウティスタ(ドゥカティ)に逆転を許したものの、残り約10分でイアンノーネはファステストとなる1分59秒452を記録し、トップで2日目を終えた。
2番手に1分59秒858でマーベリック・ビニャーレス(ヤマハ)。ビニャーレスは残り4分で自己ベストを更新して2番手に浮上。さらに最後のアタックで自己ベストを更新する1分59秒858を記録したが、イアンノーネに及ばなかった。
バウティスタが2分00秒218で3番手に続き、インディペンデントライダートップに。ドゥカティ勢の中でもトップに立ち、初日に続いて好調さをアピールした。
バレンティーノ・ロッシ(ヤマハ)はセッション終盤の残り6分で自己ベストを更新する2分00秒254を記録して3番手に浮上するも、その後、ビニャーレスが2番手に浮上したため、4番手で二日目を終了した。
午後の完全にドライになる前からコースインし、積極的に周回を重ねたMotoGPルーキーのヨハン・ザルコ(ヤマハ)が2分00秒343で5番手と、ルーキートップに立った。