SBKの2023年暫定エントリーリスト発表。バウティスタはゼッケン19、岡谷雄太と阿部真生騎がWSS参戦

　12月29日、FIM（国際モーターサイクリズム連盟）はスーパーバイク世界選手権（SBK）の2023年暫定エントリーリストを発表した。2023年は23名のライダーがフルエントリー。スーパースポーツ世界選手権（WSS）からは日本人ライダーの岡谷雄太と阿部真生騎が参戦する。

　ファクトリーチームのラインアップに変更はないが、2022年王者のアルバロ・バウティスタ（Aruba.it Racing – Ducati）はゼッケン1ではなく19を選択。トプラク・ラズガットリオグル（Yamaha WorldSBK Team）はゼッケン54に戻る。

　BMWワークスはITを扱うROKiTがタイトルパートナーにつき、ROKiT BMW Motorrad WorldSBK Teamでエントリーする。また、Bonovo Action BMWはユージン・ラバティがマネジメントに加わり、ライダーコーチの役割も担うことに。そして、ギャレット・ガーロフがGYTR GRT Yamaha WorldSBK Teamから移籍する。

　GYTR GRT Yamaha WorldSBK Teamは、野左根航汰がロードレース世界選手権Moto2クラスに戦いの場を移す。そのため、スーパースポーツ世界選手権（WSS）とMotoEでチャンピオンに輝いたドミニク・エガーターとMotoGPで戦っていたレミー・ガードナーにラインアップが一新する。

　その他、Kawasaki Puccetti Racingはルーカス・マヒアスからトム・サイクスに変更。BARNI Spark Racing Teamはダニロ・ペトルッチ、Yamaha Motoxracing WorldSBK Teamはブリティッシュスーパーバイク選手権（BSB）を戦ったブラッドリー・レイを起用した。

　MIE Racingはレアンドロ・メルカドからエリック・グラナドに変更。Moto2を経てWSSでランキング2位となったロレンツォ・バルダッサーリはGMT94 Yamahaからステップアップする。

　また、スーパースポーツ世界選手権（WSS）では岡谷雄太がカワサキZX-6Rを駆りProdina Kawasaki Racing WorldSSPから参戦。阿部真生騎がヤマハYZF-R6を駆り、VFT Racing Yamahaから世界戦に初挑戦する。

■2023年シーズン スーパーバイク世界選手権（SBK）暫定エントリーリスト（12月29日時点）