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MotoGP ニュース

投稿日: 2023.02.07 12:40
更新日: 2023.02.07 12:50

水野涼がAstemo Honda Dream SI Racingに加入。作本輝介とJSB1000に参戦、ST1000は渡辺一馬/全日本ロード

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MotoGP | 水野涼がAstemo Honda Dream SI Racingに加入。作本輝介とJSB1000に参戦、ST1000は渡辺一馬/全日本ロード

 全日本ロードレース選手権に参戦しているAstemo Honda Dream SI Racingは2022年12月に参戦体制を発表したが、2月7日に未定としていたJSB1000とST600のライダーを明かした。

 昨年12月12日に、チームのスポンサーを務める日立Astemo株式会社は2023年シーズンの国内モータースポーツスポンサー活動について発表。全日本ロードに参戦するエス・アイレーシングの体制を一部明らかにした。

 その際には、今季もAstemo Honda Dream SI Racingとして伊藤真一監督がチームを率いて、ライダーにおいてはJSB1000が2台体制でひとりは作本輝介、ST1000は渡辺一馬、ST600は未定とされていた。

2022BSB:水野涼、高橋巧(Honda Racing)
2022BSB:水野涼、高橋巧(Honda Racing)

 JSB1000の参戦2年目となる作本、ST1000で3連覇を目指す渡辺は継続となるが、今回、ブリティッシュスーパーバイク選手権(BSB)から全日本ロードに戻ってくる水野が同チームに加入してJSB1000を戦うことがアナウンスされた。また、ST600にはタイ人のブラパ・ワンムーンが新たに起用される。

 また、昨年に引き続きFIMアジアロードレース選手権(ARRC)にはAstemo SI Racing with Thai Hondaとしてパサウィット・ティティワララックがASB1000クラスにエントリーする。

■伊藤真一監督
「2023年は、SI Racingとしての参戦4年目を迎え、また新体制でチャレンジするシーズンになります。全日本ロードレース選手権JSB1000クラスではシリーズチャンピオンの獲得を、ST1000クラスでは3連覇の達成をめざします。そしてアジアロードレース選手権ではチャンピオン争いができるチームへと邁進していきます。2023年シーズンも変わらぬ応援をお願いいたします」

■作本輝介(JSB1000クラス ゼッケン#4)
「2023年もJSB1000クラスにAstemo Honda Dream SI Racingから参戦できることを大変嬉しく思います。今シーズンは昨年の経験を生かし、まずは1勝を目指します。そして今年はJSB、英国SBKに参戦し経験豊富な水野選手がチームに加入することで、これまで以上に多くのことを学べることも楽しみにしています。一人でも多くのファンに喜んでもらえるレースができるよう頑張りますので、応援よろしくお願いします」

■水野涼(JSB1000クラス ゼッケン#36)
「2年間、日本を離れてイギリスの舞台で培った経験は、今シーズンJSB1000クラスを戦うことに大きく活かされると信じています。チームメイトとなる作本選手とともに、開幕戦から優勝争いを繰り広げ、シリーズチャンピオンを目指していきます。Astemo Honda Dream SI Racingの水野涼をよろしくお願いいたします」

■渡辺一馬(ST1000クラス ゼッケン#1)
「2023年もAstemo Honda Dream SI Racingで走れることを感謝いたします。ST1000クラスで2年連続チャンピオンを獲得できたことは、チーム力の高さを十分に証明するものだったと思います。今シーズンは新体制になりチーム力はさらに強化され、自分自身もさらに昇華するチャンスだと捉えています。シリーズ3連覇を目指し、そして昨年以上の走りとレース内容をお見せできるようにレーシングライダーとして全力を尽くします」

■ブラパ・ワンムーン(ST600クラス ゼッケン#31)
「激戦のST600クラスにフル参戦するという貴重な機会を与えていただき感謝しています。600ccのマシンでフルシーズン戦うことは僕にとって初めての経験で、今からとてもワクワクしています。チームの皆さんの協力の下、自分自身が早くバイクに順応出来るようになり、レースで結果を残せるようになりたいと思います」

■パサウィット・ティティワララック(ASB1000クラス ゼッケン#95)
「2022年は、1000ccクラスに初参戦し、チームのサポートのおかげで、レーシングライダーとして大きく成長することができました。2023年シーズンもAstemo SI Racing with Thai HondaからASB1000クラスに参戦できることを楽しみにしており、開幕戦が待ち遠しくてなりません。応援してくださる全員の想いを乗せて表彰台を獲得したいと思っています。引き続き応援よろしくお願いいたします」

『2023年シーズン参戦体制』
■Astemo Honda Dream SI Racing
●MFJ全日本ロードレース選手権
・JSB1000クラス
#4 作本輝介
#36 水野涼
マシン:Honda CBR1000RR-R
タイヤ:ブリヂストン

・ST1000クラス
#1 渡辺一馬
マシン:Honda CBR1000RR-R
タイヤ:ダンロップ

・ST600クラス
#31 ブラパ・ワンムーン(Burupa Wanmoon)
マシン:Honda CBR600RR
タイヤ:ブリヂストン

■Astemo SI Racing Thai Honda
●FIMアジアロードレース選手権(ARRC)
・ASB1000クラス
#95 パサウィット・ティティワララック(Passawit Thitiwalarak)
マシン:Honda CBR1000RR-R
タイヤ:ダンロップ


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