3月29日、ロードレース世界選手権Moto2に参戦しているCorreos Prepago Yamaha VR46 Master Campは、3月31日～4月2日に開催されるMotoGP第2戦アルゼンチンGPに南本宗一郎を代役参戦させると発表した。
同チームのレギュラーライダーとなった野左根航汰は、第1戦ポルトガルGPの土曜日のプラクティス3で転倒を喫して、腰椎を骨折。予選と決勝レース、そして第2戦を欠場することとなった。
その代役に南本が指名され、第2戦アルゼンチンGPでMoto2マシンを駆ることがアナウンスされた。
南本は2020年に全日本ロードレース選手権ST600でランキング2位、2022年にST1000クラスでランキング5位となった日本人ライダーだ。今季はアジアロードレース選手権のSS600に参戦しており、開幕戦のレース2では3位表彰台を獲得している。
2016年にはヤマハ発動機の育成プログラムであるYamaha VR46 Master Campに参加した経験がある。トライアンフ製の765ccエンジンを搭載したカレックスのMoto2マシンを駆るのは初めてで、世界選手権も初挑戦となる。
■南本宗一郎
「Moto2への参戦は、子供のころからの夢でした。アルゼンチンに行くチャンスがあるのも、ヤマハのサポートがあるからこそです。この素晴らしい経験の中で、ライディングを楽しみたいと思います。ベストを尽くし、チームとともにたくさん仕事をしたいと思います。楽しみます」
