ホルヘ・ロレンソは新しいドゥカティのバイクで速度を上げようとするときに「考えすぎるべきではない」と昨年までドゥカティに所属していたアンドレア・イアンノーネが語った。
ロレンソはヤマハに9年間所属し、3度のチャンピオンを獲得。17年シーズンはドゥカティに移籍した。しかし、昨年の11月に行われたバレンシアテストでは好スタートを切ったものの、17年に入ってから開幕したテストではマシンを扱うのことが難しいと感じているようだ。
ロレンソはセパンテストで総合10番手、続くフィリップアイランドテストは総合8番手でテストを終えた。フィリップアイランドでのテスト後、ロレンソは「何かがまだおかしい」と認めている。
スズキに移籍したイアンノーネは、MotoGPクラス初年度をサテライトチームのプラマックレーシングでの2年間を過ごし、2015年からはドゥカティのファクトリーチームに移籍した。
イアンノーネは、デスモセディチGPは乗りこなすのが難しいバイクだと述べている。
「ドゥカティに自分自身を適応させていくのは大変な仕事だよ。全く違うスタイルで乗りこなす必要のあるバイクなんだ」とイアンノーネ。
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