スペインのヘレスサーキットで、Moto2クラスとMoto3クラスのオフィシャルテストが始まった。テストは3日間の予定で開催。各クラス1日3セッションで行なわれた。
今回はオフィシャルエンジンではなく、各チームが用意した自前のエンジンでのテストとなったMoto2クラスでは、ヘレスでプライベートテストを行なっているミゲール・オリベイラ(KTM)が2セッション目で1分42秒316のベストラップを記録してトップに立った。
2番手に1分42秒503で中上貴晶(カレックス)。中上は1セッション目、3セッション目でトップタイムを記録。2セッション目は2番手となったが、各セッションで上位につけ、順調な仕上がりを感じさせた。
3番手に1分42秒842でマッティア・パシーニ(カレックス)、4番手に1分43秒040でルカ・マリーニ(カレックス)、5番手に1分43秒045でフランコ・モルビデリ(カレックス)、6番手に1分43秒068でトーマス・ルティ(カレックス)、7番手に1分43秒075でドミニク・エガター(スーター)、8番手に1分43秒094でアレックス・マルケス(カレックス)の順で続き、カイルール・イダム・パウィ(カレックス)が1分43秒292で9番手とMoto2クラスルーキートップにつけた。
10番手に1分43秒299でホルヘ・ナバーロ(カレックス)、11番手に1分43秒367でブラッド・ビンダー(KTM)とルーキー勢が続いた。CEVを経てMoto2クラスに復帰した長島哲太(カレックス)は1分44秒014で26番手。
Moto3クラスでは、最終セッションのラストアタックで1分46秒465を記録したアロン・カネト(ホンダ)が総合トップ。1セッション目、2セッション目でトップタイムを記録したロマーノ・フェナティ(ホンダ)が1分46秒738で総合2番手に続いた。
総合3番手に1分46秒906でホルヘ・マルティン(ホンダ)が続き、ホンダ勢がトップ3を独占。日本勢ではルーキーの佐々木歩夢(ホンダ)が1分47秒506で12番手に。鈴木竜生(ホンダ)が1分47秒786で20番手、ルーキーの鳥羽海渡(ホンダ)が1分48秒602で26番手の順となった。