カタールのロサイル・インターナショナル・サーキットで開催されているオフィシャルテストは初日を終え、ファクトリーチームのライダー8人とトップ3に入ったカル・クラッチローがテストを振り返った。
■アンドレア・ドビジオーゾ/ドゥカティ・チーム(1分54秒819/1位)
「初日はマシンによいフィーリングがあった。期待以上だったよ」
「感触はマレーシアと同じくらいポジティブだった。異なるセットアップにトライし、重要なフィードバックを得ることができたた」
「今日はみんなが速かったけど、とても簡単にタイムを出すことができた。まだいくつかの改善が必要だけど、このような形でテストが始まったのは、残りの2日間の仕事に対して大きく役立つ」
■マーベリック・ビニャーレス/モビスター・ヤマハMotoGP(1分55秒179/2位)
「1ラップ目からバイクのよいフィーリングがあり、速かった。4つの異なるコースでテストを行ない、それぞれで良い感じがある。これはバイクにうまく適応したことを意味する」
「特にレースペースがよくなっている。同じタイヤを履いて、最初と最後の周回のラップタイムに大きな違いがないことがうれしいし、走るたびによくなったことは驚きだ」
「今回はレースペースの仕事をたくさんしたい。ここでは重要なことだ。カタールではタイヤ、特に左側が大きく消耗してしまうから、いいペースをつかむことが大切だ。明日のプランは、タイヤのライフを延ばすことと、ラップタイムを安定させることだ」
■カル・クラッチロー/LCRホンダ(1分55秒420/3位)
「初日は簡単ではなかった。大きな問題ではなかったが、2台のマシン共に小さなトラブルが発生した」
「新エンジンではセンサーの補正の問題が増えたのでピットで多くの時間を費やさなければならなかった」
「たった28周しかできなかったのは残念。もっと走り込まなければならないからね。でも、ホンダとチームは共にとても頑張ってくれているから、全体的には満足している」
「夜になってコース上が湿って来て、何人かクラッシュするのを見た。だから、今夜は予定より早くテストを切り上げたよ。初日としてはハッピーだが、明日以降も仕事を続けたい」