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投稿日: 2018.08.24 19:43
更新日: 2018.08.25 10:56

【鈴鹿10時間】水村リアのModulo Drago CORSE密着記/大クラッシュから復活。チーム全員で見守ったシェイクダウン

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Blog | 【鈴鹿10時間】水村リアのModulo Drago CORSE密着記/大クラッシュから復活。チーム全員で見守ったシェイクダウン

 スーパーGTのサーキットやModuloブースなどでMCを務めている水村リアさんが、鈴鹿10時間で劇的復活を果たしたModulo Drago CORSEのチームに帯同して4日間密着。第1回目はシェイクダウンとなった木曜日の様子をお届けします。

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 誰もが息を飲んだ、スーパーGT第5戦富士の練習走行でのアクシデント(ZENT CERUMO LC500の追突を受けてマシン全損)からはや3週間。もうダメかと思った時もあった。レースができないんじゃないかと諦めかけた瞬間もあった。それでも復活を願ってくれたファンと、支えてくれた人たちのおかげで、34号車Modulo KENWOOD NSX GT3がサーキットに帰ってきました!

 34号車の復帰戦となるのは、海外からも強豪チームが参戦する耐久レース“SUZUKA 10H”。Modulo Drago CORSEにとって波乱万丈となった夏を締めくくる一戦を、日本を代表するNSX GT3でどう戦うのか。Moduloチームの内側から、私、水村リアが4日間チームに密着してお届けしたいと思います!

 レースウイークの幕開けは、イオンモール鈴鹿で開催される『鈴鹿モータースポーツフェスティバル』の公道パレードから。実質このパレードが新34号車のシェイクダウンとなるはずだったので、その瞬間を見ないわけにはいかない! とイオンモールへ向かったのですが……。

 台風の影響により鈴鹿市に大雨警報が発令されたため、公道パレードは中止となってしまいました。たくさんのお客さんがすでに待機されていたのですが、公道でレーシングマシンの走行シーンが見られる楽しみはまた次回へ持ち越しとなってしまいました。残念!

 ちなみに、シェイクダウンも延期となってしまい、午後の走行まで時間があったチームはどこかリラックスムードです。

 10時間というなかなか長時間の耐久レースなので、少しでもドライバーが休めるようにと控え室にはベッドが用意されていました。皆さん早くもチームワークの良さをみせ、揃ってお昼寝中だったようです。

 SUZUKA 10Hでは、チームの全ドライバーの平均体重が基準値より下回る場合にはウエイトを積まなくてはならないレギュレーションがあり、走行前に体重測定に向かいます。

 全装備品を持って測定。さまざまな国から参戦するインターナショナルなSUZUKA 10Hだからこそのレギュレーションでしょうね。

 普段戦っているスーパーGTではふたつのヘルメットも、今回はもちろん3つ。オレンジや黄色を使っていてカラーリングはシンクロしていますが、みなさんはどれがどの選手のものか分かりますか?

 マシンのボディには小暮卓史選手の名前もしっかり刻まれています。道上龍選手と小暮選手の名前が同じマシンに刻まれるのは、2009年以来のこと。

 34号車の“SUZUKA 10Hスペシャル”がここ。ヘッドライトが白いんです! スーパーGTでは、GT300クラスのヘッドライトをイエローにするよう義務付けられているので、白いヘッドライトで走るのは貴重なことなんです。

 そして、ナイトセッションでも便利なように車内も光る仕様に! 写真では分かりづらいかもしれませんが、ブラックライトで光るようになっているんです。


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