新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響で、直前での中止となってしまったF1オーストラリアGPを現地で観戦していたF1女子のユキエさん。
その後はサーキットに行くことができなくなってしまいましたが、先日、なんでも友人からの一言で初のスーパー耐久、初の富士スピードウェイ、そして初の24時間レースを見に行くことになったそうです。今回はそんなユキエさんの富士24時間レース観戦記をお届けいたします。
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こんにちは、F1ファンのユキエです。
最近、新型コロナウイルスの影響でF1の現地観戦ができず、サーキットに行きたい欲がたまりにたまった結果、ついに初スーパー耐久(S耐)、初富士スピードウェイに行って来ちゃいました!(F1が富士で開催された2007~2008年はまだF1沼にハマっていなかったので、あのレースは体験していないのです)
今回は、S耐初心者として、驚きと感動とトラブルだらけの現地レポートをお伝えさせていただきます!
さて、今回のS耐観戦。当初はまったく予定にありませんでした。
「サーキットに行きたいな〜」なんて思いながら、行くならスーパーフォーミュラの第1戦もてぎだと思っていたのですが、なかなか踏み切れずに気がついたら終わってしまっていました(泣)。
そして、ことの始まりは8月の最終日。友人からの1通のLINEでした。
「サロさんが日本にいるみたいなんだけど!?」
そう、彼女は往年のミカ・サロ選手のファン。好きすぎていつの間にやらフィンランド語が話せるようになってました(笑)。
そんな彼女がインスタグラムで見た、東京にいるミカ・サロの姿。なぜ、このコロナ禍の中、彼は日本にいるのか……?
これは絶対息子のレースに絡んでいるに違いない。
そう思って調べたところ、思ったとおりauto sport webさんのS耐参戦のニュース記事がヒット!(すみません、普段国内レースの情報まで追えていませんでした)
どうやらミカ・サロさんもスペシャルゲストとして参加するらしい。
私「え? 行かないの?」
友人「え? 一緒に行ってくれるの?」
私「……行こうか」
という訳で、レース開催の5日前に急遽富士スピードウェイまで遠征することが決まったのでした。
それからというもの、新幹線、ホテル、応援グッズ、サーキットでの暑さ対策などなど、目まぐるしく時は過ぎ、あっという間にレースの週末に。(途中、サーキット近くのホテルを予約したにも関わらず、「やっぱりサロさんの泊まっているホテルにする!」という突然のホテル変更というトラブルも発生……)
ちなみに彼女はこの短期間でフィンランド国旗のマスクなど、応援グッズをしっかり作っていました。
そして当日、私たちは愛知県の名古屋市から富士スピードウェイのある静岡県へ。
ホテルを少しいいところにしてしまったので、節約のため名古屋からの新幹線はぷらっと『こだま』で静岡まで。
静岡からは普通電車を乗り継ぎ、無事、御殿場駅に到着。
御殿場駅からサーキットまではシャトルバスが出ているのですが、今回はホテルに荷物を置くためタクシーで移動しました。