6月29~7月2日に行われたグッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードに、世界で20台の限定生産となる『ランボルギーニ・チェンテナリオ・クーペ』が初めて公の場に姿を現した。
ランボルギーニ・チェンテナリオは同社の創業者であるフェルッチオ・ランボルギーニ生誕100周年を記念したモデルで、2016年3月のジュネーブショーで発表された。
チェンテナリオはクーペタイプとロードスタータイプの2種類が各20台ずつ、計40台のみ限定生産。販売価格は175万ユーロ(約2億1500万円)と高額ながら、すでに完売しているプレミアムな1台だ。
ランボルギーニは、このチェンテナリオを近年モータースポーツ界でも存在感を示している同社の革新的なデザインと高度なエンジニアリングを示すモデルと位置づけており、その心臓部には770馬力を発生する自然吸気V12エンジンを搭載。
0-100加速は2.8秒。トップスピードは350km/h以上というモンスターだ。また、グロス仕上げのカーボン製ボディの乾燥重量は1520kg、パワーウェイトレシオも1.97kg/hpという数字を誇る。
今回、グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードに登場したのは、クーペタイプのもので、集まった観衆を魅了。この会場にはランボルギーニ・ウラカン・ペルフォルマンテ、ユーザーへのデリバリーが開始されたランボルギーニ・アヴェンタドールSなども登場して、ファンを沸かせた。