メルセデス・ベンツのプレミアム・ミニバンとして長い歴史を持ち、2015年に日本市場では3代目となる最新モデルに移行した『Vクラス』。そのラインアップに、新グレードとなる『V220d Sports』が追加設定され、7月5日より受注開始となっている。
1998年に欧州のミニバンとして初めて日本に導入されたVクラスは、ワイドでスクエアなスタイリングと広く上質な室内空間にアレンジ自在なシートを備え、プレミアムミニバンというセグメントを創出。
日本市場のモデル史においては、名称を『ビアノ』と変えた時期もあったが、現行モデルは伝統の『Vクラス』に回帰。7名乗車のシートレイアウトや左右両側の電動スライドドア、リヤエンターテインメントシステムなど、ミニバンに対して独自の視点を持つ日本の目の肥えたユーザーに合わせて、装備や専用アクセサリーの拡充を図ってきた。
この最新世代の『Vクラス』に搭載されるのは、2.2リッター直列4気筒“BlueTEC”と呼ばれる尿素SCR還元装置を備えたクリーンディーゼルのみとなり、世界でも厳しいとされる日本の『ポスト新長期規制』に適合した日本専用開発のエンジンとなっている。
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