イギリスなど海外のGTシリーズなどで早くから導入されてきたGT4カテゴリーが世界的に盛り上がりをみせるなか、ドイツ勢が矢継ぎ早にファクトリー製のニューモデルを発表。メルセデスベンツに続き、アウディも最新の『アウディR8 LMS GT4』を公開。すでに日本でもお披露目されている。
ツーリングカーのTCRモデルと、今やおなじみのコンプリートレースカーとなったGT3の隙間を埋めるモデルとして、比較的安価な価格での供給が期待されるGT4は、TCRやGT3カーと同様に生産車をベースとしたレーシングカーとなる。
このアウディR8 LMS GT4は、アウディのフラッグシップ・スポーツであるアウディR8クーペV10をベースに開発。実に60%以上もの構成部品が共通となり、生産工場も同じドイツ・ベーリンガーホフ工場で行われることで、ライン管理やコストの観点からも相乗効果が生まれ、よりジェントルマンやアマチュアチームに即した実売価格が実現できるという。
1 2