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クルマ ニュース

投稿日: 2017.09.04 10:16
更新日: 2017.09.04 12:00

「乗るべしスーパーカー」発売記念連載01『ランボルギーニ・チェンテナリオ』

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クルマ | 「乗るべしスーパーカー」発売記念連載01『ランボルギーニ・チェンテナリオ』

 9月5日に発売となる「乗るべしスーパーカー」の発刊を記念して、この本の主役である気鋭のフォトグラファー・悠佑氏が切り取った珠玉の写真たちと、オーナーとスーパーカーのライフストーリーをご紹介。その栄えあるトップバッターは「ランボルギーニ・チェンテナリオ」だ。

●Car Details
Lamborghini CENTENARIO

Text:Fumiaki HARA

 ランボルギーニの創業者フェルッチオ・ランボルギーニは、数多くの逸話を持つ生粋のクルマ好きとしても知られている。その名物オーナーの誕生100周年を記念し発売されたのが、チェンテナリオ(センテナリオとも)と名づけられたスペチアーレだ。

 2016年のジュネーブショーでお披露目されたチェンテナリオは、基本コーポネンツこそアヴェンタドールの流れを受けるが、カーボンファイバーのボディキットや4輪操舵システム、770PSまでチューンナップされた自然吸気V12エンジンなど、妥協を許さないチューニングが施されている。0-100km/h加速は2.8秒という数字からも、その速さを伺い知ることができるだろう。なお生産台数はクーペ20台、ロードスター20台の合計40台のみ。完全限定車という希少価値でも圧倒させられる。

●Owner’s Story
世界に1台かもしれないレッド・ビジブルカーボン仕様

A氏/Text:Jun NISHIKAWA

 大きくなったら、免許を取ったら、お金持ちになったら、何でもいいからとにかく、「スーパーカーに乗るぞ!」

 スーパーカーブーマーたちの、それは真実一路な子供時代の夢でした。多くの子供たちが、やがて成長し、免許を取り、クルマを買うようになっても、そこには仕事があり家庭があり事情が山ほどあって、ほとんどの人はスーパーカーへの想いをいつしか忘れ、諦めてしまうもの。それがオトナに辿り着いた自分への、まるで証明であるかのように。

 けれども、子供の頃の夢を決して諦めず、仕事を拡げ、家庭を守り、事情を克服して、子供のココロを持ったまま、スーパーカーに辿り着いた格好いいオトナたちも、決して少なくありません。

 夢は、きっと自分の手で叶えるもの。ただその一心で、自らを信じて生きてきたものだけがスーパーカーの“ビハインド・ザ・ホイール”に辿り着く。それは、他の夢にも共通する、真実というべきでしょう。

 スーパーカーを愛車にする、もうそれだけでも夢のまた夢、なのかもしれません。けれどもなかには、さらに“さらにまた夢”のスーパーカー道を極めた凄い人たちがいる。たとえば、ランボルギーニの最新限定モデル、チェンテナリオをオーダーしたA氏は、新旧様々なスーパーカーを乗り継いで、世界限定20台のランボルギーニに行きつきました。



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