日産自動車は9月6日、フルモデルチェンジを実施した電気自動車、新型『リーフ』を発表した。
5ドアハッチバックのリーフは2010年の初代登場以来、現在までに約25万台が販売され、EVとしては世界一の販売台数を誇る。
今回発表された2代目リーフは先代と同型のモーターを採用しているが、搭載するリチウムイオンバッテリーの容量を40kWhとするなど、電動パワートレーンを刷新したことで最高出力は80kW(107PS)から110kW(150PS)、最大トルクは280Nmから320Nmへとパワーアップ。
電気自動車ならではのパワフルな加速感をさらに進化させるとともに、最大渡航距離を従来モデルの280kmから400kmへ向上させた。
また、先進安全技術では同社のSUV『エクストレイル』に搭載されている高速道路単一車線での自動運転技術“プロパイロット”を採用したほか、車庫入れや縦列駐車を自動で行う“プロパイロット パーキング”が新たに採用されている。
発進、加速、減速、停止といった一連の運転動作をアクセルペダルの操作だけで行うことができる“e-Pedal”では、回生ブレーキと通常のブレーキの双方を自動的に制御。ドライバーは電気自動車ならではのフィーリングをより楽しむことができるという。
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