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クルマ ニュース

投稿日: 2017.10.04 18:23
更新日: 2018.12.14 13:40

レッドブルF1と共同開発の『アストンマーチン・バルキリー』日本初披露。レース仕様の製作も明言

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クルマ | レッドブルF1と共同開発の『アストンマーチン・バルキリー』日本初披露。レース仕様の製作も明言

 アストンマーチン・ジャパンは10月4日、レッドブル・アドバンスド・テクノロジーと共同開発した究極のロードゴーイングカー『アストンマーチン・バルキリー』を国内初披露した。

 2016年7月に『AM-RB 001』というコードネームでの開発がアナウンスされたバルキリー。空力の鬼才、エイドリアン・ニューエイも開発陣のひとりとして参加するこのプロジェクトは今春、車両の正式名称が発表されると、7月にはより開発が進んだモデルの詳細が公表された。

 今回行われた発表会では、そんなハイパーカーの開発95パーセント段階というきわめて完成形に近いモデルが披露されたほか、バルキリーのデザイン責任者であるマレック・ライヒマン氏が実車を前にプレゼンテーションを行なった。

「すでに発表さているとおり、我々アストンマーチンはレッドブルF1と共同で世界屈指のスピードを誇るベストなクルマを開発した。もちろん、速いと言ってもただ直線が速いだけではない。(バルキリーは)世界中のあらゆる道で最高のドライビングフィーリングを感じ、運転する喜びをわかちあうことができる優れた性能を持っている」とライヒマン氏。

「その点において、我々は1000馬力のエンジンパワーと車体重量の比率が1対1になることを非常に重要なポイントだと考えているんだ」

 走行性能に直結する車両重量は1000kgという目標を達成するために、使用する素材の選択段階から軽量化を図っており、その結果、車体の多くの部分がカーボンファイバー素材で構成されている。

 また、フロントに装着されるロゴバッジには指で触っても段差を感じないほど薄いアルミプレートが採用されているほか、車高は40インチ(1016mm)に抑えられるなど軽量化が徹底された。

アンベイルされるアストンマーチン・バルキリー
アンベイルされるアストンマーチン・バルキリー
複雑な形状のテールライトは軽量化とデザインを両立。フロントセクションは後方から前が見えるほど大きく開放されている。
複雑な形状のテールライトは軽量化とデザインを両立。フロントセクションは後方から前が見えるほど大きく開放されている。
フロントにはフォーミュラマシンを彷彿とさせるウイングを備える。
フロントにはフォーミュラマシンを彷彿とさせるウイングを備える。
レッドブル・レーシングのカラーイメージとパーツサンプル。アストンマーチンのウイングバッジも展示されていた。
レッドブル・レーシングのカラーイメージとパーツサンプル。アストンマーチンのウイングバッジも展示されていた。


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