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クルマ ニュース

投稿日: 2017.11.17 19:19
更新日: 2018.12.14 13:39

『アストンマーチン・バルキリー』に限定25台のサーキット仕様車“AMR Pro”登場

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クルマ | 『アストンマーチン・バルキリー』に限定25台のサーキット仕様車“AMR Pro”登場

 アストンマーチンは11月16日、レッドブル・アドバンスド・テクノロジーズと共同開発している究極のロードカー『アストンマーチン・バルキリー』をベースに、サーキット走行専用車としてさらなるハイパフォーマンス化を実現させた限定モデル『バルキリーAMR Pro』を発表した。

 アストンマーチン、レッドブルF1、AFレーシングのコラボレーションによって2019年のデリバリーに向けて開発の最終段階に入っているバルキリー。

“空力の鬼才”と呼ばれるエイドリアン・ニューエイがエアロダイナミクス設計を手がけるプロトタイプボディは2016年7月に『AM-RB001』として初公開されたのち、今年3月になってバルキリーという名称が与えられた。10月には日本でも最終デザインのモックアップが初披露され、その会場でレーシング仕様の開発が明言されていた。

 今回発表された『バルキリーAMR Pro』は、究極のロードゴーイングカーとして開発されたロード版バルキリーから公道走行における制約など開放するとともに、エアロダイナミクス、軽量化をさらに追及したハイパフォーマンスモデル。アストンマーチン史上もっとも優れたトラック性能を発揮するサーキット走行専用のレーシング仕様車だ。

 ロードカーともっとも異なる点はその外観で、サーキット仕様ではリヤオーバーハングを伸ばすいわゆるロングテール化がなされ、大型のリヤウイングを備える。その前方にはキャビン後方から伸びるシャークフィンが追加された。

 また、マシンサイドではフロントタイヤ後方のフェンダー形状が変更されており、フロントタイヤハウス内の空気を排出するルーバーも確認できる。

『アストンマーチン・バルキリーAMR Pro』イメージ
『アストンマーチン・バルキリーAMR Pro』イメージ

 タイヤサイズはロードカーが21インチなのに対して、新仕様では18インチに縮小された。これはLMP1マシンなどが用いるミシュランのレーシングタイヤを装着することを想定したものだという。

 リヤミッドに搭載されるパワーユニットはコスワース製6.5リッター自然吸気V12型エンジンに変更はないが、制御システムの再プログラミングによって1000馬力を超えるパフォーマンスがさらに向上した。


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