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クルマ ニュース

投稿日: 2018.02.05 16:26
更新日: 2018.02.05 16:27

ルノースポール謹製のRRターボ、『ルノー・トゥインゴGT』がカタログに昇格

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クルマ | ルノースポール謹製のRRターボ、『ルノー・トゥインゴGT』がカタログに昇格

 すでに伝説となっているかつての名車『ルノー・5(サンク)・ターボ』を思わせるリヤエンジン・リヤドライブの駆動方式を持ち、モータースポーツの名門ルノー・スポールが手がけた109PSのターボエンジンと専用チューンのシャシーを備えたコンパクトモデル、『ルノー・トゥインゴGT』が待望のカタログモデルに昇格。この2月22日から発売が開始される。

 2017年10月に限定車として導入され、瞬く間に完売を記録したこのコンパクトスポーツは、メルセデス・ベンツとのアライアンスのもと開発された車体構造を持ち、リヤエンジン・リヤドライブの駆動方式を採用。

 リヤコンパートメント下部には0.9リッター直列3気筒のターボエンジンが搭載され、これまでルノー・スポールが手がけてきた『ルノー・5(サンク)・ターボ』や、『ルーテシア・ルノースポールV6』といった、ミッドシップの伝説的名車たちと共通のリヤ駆動レイアウトを持ち、正確なハンドリングや広々とした室内空間など、スモールシティカーとしての特徴を兼ね備えている。

 ルノー・スポールにとっても久々の調律となるそのリヤ駆動のコンパクトモデルをベースに、エンジンはより省スペースな搭載方法を採用するため49度傾けた状態でリヤトレッド内にマウント。

 新たに左リヤフェンダーに採用されたサイドエアインテークは、取り付け位置を通常モデルのホイールアーチ上部からフェンダー部に移設したことで、ターボチャージャーに導入する新気の温度が12℃低下し、吸気流量も23%の向上を果たしている。

 この吸気効率改善によりターボチャージャーの回転数増加が可能となり、あわせて燃料ポンプを専用設計とし、増大した発熱量に対応するべくウォーターポンプも専用設計とするなど、本格的に手が加えられている。

 また、エキゾーストシステムも排気流の見直しと排気圧の改善を受け、新たにクロームデュアルエキゾーストパイプを装着。エンジンマッピングも変更された結果、最高出力は109PS/5750rpm、最大トルクは170Nm/2000rpmへと大きく向上している。

リヤエンジンを強調するサイドエアインテークや、フェンダーモール、サイドスカートに加え、専用デザイン17インチアロイホイールを採用
クロームデュアルエキゾーストパイプに合わせてデザインされたブラックリヤディフューザーを装備
サイドエアインテークの採用を始め、燃料供給、エンジン冷却、エキゾーストシステムの改良により最高出力109PS、最大トルク170Nmに向上


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