ホンダのフラッグシップ・サルーンとして君臨し、世界初の3モーターハイブリッドシステム、SPORT HYBRID SH-AWD(Super Handling-All Wheel Drive)を搭載する『ホンダ・レジェンド』がマイナーチェンジを実施。2月9日から発売が開始されている。
2015年に現行世代となる5代目へと進化し、ホンダが世界に誇るスーパースポーツ『NSX』と同様、エンジンと3つのモーターで4輪の駆動力を自在に制御するSPORT HYBRID SH-AWDが採用された。
314PSを発生する3.5リッターのV6直噴i-VTECを軸に、電気モーターを内蔵した7速デュアルクラッチトランスミッション(DCT)をフロントに積み、リヤにも左右アクスルに各1基ずつのモーターを採用することで、ビッグサルーンながら操る歓びを追求したモデルとして優れたハンドリングを実現している。
そんな『ホンダ・レジェンド』は、今回のマイナーチェンジで内外装デザインを刷新。アグレッシブな印象となったフロントマスクは、グリルや前後バンパーを一新し、よりロー&ワイドで力強い印象を際立たせたほか、リヤにはツインフィニッシャーを採用することで、よりスポーティーな走りを予感させるデザインに。
また、北米のアキュラ・ブランドでも展開されるモデルとあって、複眼式のLEDが並ぶヘッドライトやテールランプのデザインも、先進的かつ存在感のある印象に仕上げられた。
そのエクステリアのデザインに対応するように、インテリアでも上質感と快適性を追求。シート形状を大幅に変更し、安心感のあるホールド性と快適性を両立させたほか、インストルメントパネルを中心にシルバー加飾を変更するとともに、内装のカラーバリエーションを追加し、さらなる上質な室内空間を演出。