2017年までPWCピレリ・ワールドチャレンジにワークス参戦し、幾多のタイトルを獲得してきたキャデラック・レーシングの遺伝子を受け継ぐ限定モデル、『キャデラックATS-V VECTOR BLUE SPECIAL(ベクターブルースペシャル)』が登場。限定5台で3月3日から発売が開始されている。
GT3規格のワークスカーとしてPWCで大活躍を演じてきた『キャデラックATS-V.R GT3』のベースカーとして、高性能Dセグメントサルーンとしてグローバルで通用する性能が与えられたATS-Vは、最高出力470PS、最大トルク603Nmを発生する3.6リッターのV6直噴ツインターボを搭載するハイパフォーマンスFRとして高い評価を受けてきた。
そのATS-Vをベースとした今回のスペシャルモデル“VECTOR BLUE SPECIAL”は、特別仕様のエクステリア・インテリアのカラーコンビネーションが最大の特徴となる。
日本初上陸の躍動感あふれるベクターブルーのボディカラーを採用し、スパルタンな設定とされた足回りにはアフターミッドナイトダークフィニッシュの鍛造アルミホイールを装備。鮮やかなブルーのボディを引き立たせるアクセントカラーとしての役割も担っている。
さらに、レーストラックでもワインディングでも安心のストッピングパワーを発揮するブレンボ社製キャリパーは、通常のレッドに代わりダークゴールド塗装となる6ポッドキャリパーが特別に装備されるなど、そのパフォーマンスにふさわしい出立ちに仕上げられている。
一方のインテリアも、上品かつ洗練された大人のスポーティーさを醸し出すジェットブラック/サフランインサート/Vカーボンファイバートリムの内装を採用。レース直系の性能を誇りながらも、キャデラックの威厳を感じさせる特別な室内空間となっている。