Cセグメント・ハッチバックの“メートル原器”とも言われる『フォルクスワーゲン・ゴルフ』のラインアップに、昨年10月に登場した電気自動車の『e-Golf』。そのフルEVモデルに、内装の質感を高め、保証やサービスを充実させた特別仕様車『e-Golf Premium』が登場した。あわせて『e-Golf』の販売を従来のWebによる受付から店頭販売に切り替え、7月4日から発売が開始されている。
いつの時代もカテゴリーを牽引する高い完成度と動的質感を備えたゴルフに、初のフルEVモデルとして加えられた『e-Golf』は、100kW(約136PS)と290Nmを発生するモーターを35.8kWhのリチウムイオンバッテリーで駆動。JC08モードの一充電走行可能距離は301kmの性能を誇っている。
エクステリアでも、グリルやヘッドライト基部にフォルクスワーゲンの電動化に向けたブランディングの方向性を示す“e-Mobility”を表現したブルーのラインを配し、通常モデルとの識別点としている。
そのe-Golfをベースに、今回の特別仕様車はレザーシートやインテリアアンビエントライトを採用し内装の質感を大幅に高めるとともに、ベースモデルには設定のないオリックスホワイトマザーオブパールエフェクト、アトランティックブルーメタリック、ディープブラックパールエフェクトの3色のボディカラーを設定。
さらに機能装備として、ダイナミックコーナリングライト、ダイナミックライトアシスト、デジタルメータークラスター、ダークテールランプ、ダイナミックターンインジケーター付きのLEDテールランプなどがセットになった”テクノロジーパッケージ”が標準装備となっている。