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クルマ ニュース

投稿日: 2018.08.29 15:45
更新日: 2018.08.29 15:52

EV航続65kmを実現。『ミツビシ・アウトランダーPHEV』がシステム大幅改良

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クルマ | EV航続65kmを実現。『ミツビシ・アウトランダーPHEV』がシステム大幅改良

 いまだライバル不在のモデルとして根強い支持を集める『ミツビシ・アウトランダーPHEV』がふたたび大幅改良を受け、プラグインハイブリッドEVシステムの約9割を刷新するなど大きく進化。従来では60.2~60.8kmだったEV航続距離を65kmにまで伸長するなど、より“EVらしさ”を強化して8月23日より発売開始となっている。

 今回の大幅改良は、SUVとしての走破性に加えてモーター駆動ならではの滑らかでパワフルな加速や高い静粛性を一層向上させ、PHEVの特徴でもある“EVらしさ”をより際立たせるものとなっている。

 さらにツインモーターを採用する4WDを用いた車両統合制御システム“S-AWC(スーパー・オールホイール・コントロール)”にも、新たにSNOWとSPORTのふたつの走行モードが追加されるなど、より安心してドライビングの楽しさを引き出せる改良も施された。

 注目のPHEVシステムは、駆動用バッテリーの容量を12.0kWhから13.8kWhに増強するとともに最高出力を10%アップ。さらにリヤモーター出力を約12%、ジェネレーター出力を約10%アップさせることにより、EV航続距離を65kmにまで伸ばすとともに力強いパフォーマンスも実現している。

 また“EVらしさ”を強化するための逆転の発想として、エンジン排気量を従来の2リッターから2.4リッターへと拡大。4気筒のカムプロフィール変更とバルブタイミング制御により高膨張比(アトキンソン)サイクル化し、より低回転域で効率的な発電を可能とした。

 この発電運転の低回転化や発電量の適正化に加えて、エアクリーナーやメインマフラーを改良しエンジンノイズを大幅に低減させることで、発電時にも静かでよりEVらしい、スムースな走行フィールが味わえるようになっている。

 そのPHEVシステム大幅刷新を表現するべくエクステリアも大きく進化を遂げ、ヘッドライトデザインの変更と同時にハイビームにはLEDを採用したほか、ラジエーターグリル、LEDフォグベゼル、前後スキッドプレート、アルミホイールのデザインも見直して質感が向上。リヤには空力性能を向上させるリヤスポイラーを追加するなど、より機能性も高められた。

プラグインハイブリッドEVシステムの約9割を刷新するなど大きく進化を遂げた
EVモードに加えて、SAVE、GHARGEのPHEV走行モードは従来通りの設定となる
MIVEC採用などでアトキンソンサイクル化した2.4リッター4気筒を新たに搭載


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