先日一部改良を受け、第二世代としてさらなる進化を遂げたCセグメント・コンパクトSUV『フォルクスワーゲン・ティグアン』に、待望の4輪駆動“4MOTION”と、クリーンディーゼル”TDI”を組み合わせた『ティグアンTDI 4MOTION』が登場。8月29日から発売が開始されると同時に、同社のコンパクトミニバン『ゴルフ・トゥーラン』にも、近日中にTDIモデル導入のアナウンスが行われた。
日本導入以降、ここまで1.4リッターのガソリン直噴ターボTSIと、FFモデルのみの展開となっていた『フォルクスワーゲン・ティグアン』だが、ここへきて最新の2リッターTDIエンジンに4MOTIONと4MOTIONアクティブコントロールを組み合わせた先進の駆動系が与えられることになった。
2リッターのターボディーゼルエンジン“TDI”は、最高出力150PS、最大トルク340Nmという優れたエンジン性能を誇り、ディーゼル車のメリットである力強い加速に加え、優れたランニングコスト(燃料費・燃費)および低CO2の双方を実現。
最大のポイントである排気ガス後処理システムとして、酸化触媒、尿素SCR(選択触媒還元)、DPF(ディーゼルパティキュレートフィルター)などを採用することで、世界的にも厳しい日本のポスト新長期排ガス規制に適合させ、クリーンディーゼル車としてエコカー減税対象にもなっている。
このエンジンに組み合わされるのは、許容トルクの大きな縦置き湿式の7速DSGとなり、高性能4MOTIONの搭載により、あらゆるシーンにおいて快適で安定したオールラウンダーSUVとしての卓越した走りを実現する。
センターコンソールには直観的に操作できる新しい4MOTIONアクティブコントロールスイッチが装備され、「オンロードモード」「スノーモード」「オフロードモード」「オフロードカスタムモード」の4つの走行モードを設定。オンロードモード内には、エコ、コンフォート、ノーマル、スポーツ、カスタムのプロファイルから選択可能となっている。
また「つながるSUV」として、コネクテッド機能となるVolkswagen Car-Netを全車標準装備としたほか、渋滞追従支援システムの“Traffic Assist”など、最新の先進安全機能や快適装備を採用している。