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クルマ ニュース

投稿日: 2018.09.27 08:24
更新日: 2018.09.26 18:51

メルセデス・ベンツ、Sクラスに新型直列6気筒ディーゼル搭載の『S400d』を追加設定

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クルマ | メルセデス・ベンツ、Sクラスに新型直列6気筒ディーゼル搭載の『S400d』を追加設定

 メルセデスのフラッグシップであり、すべてのサルーンのお手本として君臨する『メルセデス・ベンツ Sクラス』に、新開発の3リッター直列6気筒クリーンディーゼル“OM656”を搭載した『S400d』が追加設定され、全4グレード展開で9月10日より予約受注が開始されている。

 先の一部改良で安全性と快適性、効率性を高次元で融合するインテリジェントドライブがさらに大きく進化し、コネクテッド機能の導入などと同時に新開発のパワートレインも採用した『メルセデス・ベンツ Sクラス』。

 その最高峰サルーンに今回追加された4モデルは、基本ボディと13cmストレッチのロングの2種類のシャシーに、それぞれFRと4輪駆動の4MATICを用意。そこにバランスに優れ、コンパクトな新型直列6気筒クリーンディーゼル“OM656”を搭載し、高い効率性だけでなく、欧州のRDE(Real Driving Emission、実路走行試験)規制に適合する、高い環境性能も併せ持つモデルとなっている。

 注目の”OM656″エンジンは、先の追加で導入されたガソリンモデル『S450』などに搭載される新世代直列6気筒のモジュラーエンジンとなり、シリンダーピッチを90mm、シリンダー間の厚みを8mmとして、全長をコンパクトにまとめたことで様々なモデルに搭載することを可能としている。

 エンジンブロックは軽量化のためアルミニウム製とする一方、 ピストンはスチール製を採用。この熱膨張率の異なる素材を採用することで40%以上の摩擦を低減すると同時に、シリンダーウォールにはメルセデス定番のスチールカーボン材を溶射コーティングするNANOSLIDE摩擦低減加工を施した。

 ターボチャージャーは2ステージツインとなり、小径セカンダリータービンには可変ジオメトリを採用。低回転域から高回転まで全域でトルクフルな加速を可能としている。

標準ボディとロング、FRと4MATICの組み合わせで、都合4グレードを展開する
化粧カバーには誇らしげに”6 Cylinder”の文字が刻まれる、新開発の”OM656″を搭載
ガソリンとのモジュラー構造ながら、ピストンにはスチールを採用。数多くの排ガス後処理技術を導入する


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