ボルボの主力モデルとなるプレミアム・ミッドサイズステーションワゴン『ボルボV60』がフルモデルチェンジを受け、正面衝突の被害を軽減する自動ブレーキの初採用や、2種類のPHEV(プラグインハイブリッド)を設定するなど大幅な進化を遂げ、9月25日より発売開始となっている。
先代に当たる初代『V60』の後継ではなく、ボルボ自身が「ボルボ・エステートの人気を決定づけた『ボルボ850』や歴代『V70』の伝統を受け継ぐ』と位置付ける2代目『V60』は、最上級SUVの『XC90』やEセグメントモデルの『V90』などと同様に、クリーンかつダイナミックなエクステリアや、スウェーデンのクラフトマンシップで満たされた上質なインテリアが採用された。
さらに先代よりボディ全長を125mm拡大すると同時に全高は45mm低く下げて伸びやかなスタイルとした上で、全幅を1850mm(先代比-15mm)に抑えるなど、日本市場の道路環境にも配慮したサイズとなっている。
ボルボの代名詞でもある最新の安全技術も全グレードに標準装備となり、乗員のみならず車外の人をも守る16種類以上の先進安全・運転支援機能“IntelliSafe(インテリセーフ)”を搭載。
また、City Safety(衝突回避・軽減フルオートブレーキシステム)の検知対象を拡大し、従来の前走車に加え新たに対向車検知機能も追加し、衝突が避けられない場合には衝突警告、前席左右の電動シートベルトおよび自動ブレーキの作動を同時に開始し、対向車との衝突速度を最大10km/h低下させ衝突エネルギーを減少させることで、乗員へのダメージを軽減することが可能となっている。