世界を代表する前衛画家パブロ・ピカソの名称を冠し、2代にわたってシトロエンの独創性を表現するMPVとして人気を博した『シトロエン・グランドC4ピカソ』が、装いも新たに“心地よい移動空間”を表現する統一名称”SPACETOURER(スペースツアラー)”に変更。『シトロエン・グランドC4スペースツアラー』として、新たにCarPlayに対応するなどインフォテインメントも強化し、9月25日より発売開始となっている。
2014年に登場した現行モデルは、5人乗りの『C4ピカソ』と7人乗りの『グランドC4ピカソ』の双方が日本市場に導入され、昨年には待望のクリーンディーゼル搭載車も登場したモデルだ。
近未来的なエクステリアとフルデジタルのインターフェイス、前席頭上を覆うフロントガラスの”ゼニスウインドウ”など、同クラスの中でも極めて個性的なモノスペースとして人気を博してきた。
車名に冠したピカソの名称は正式にピカソ家との使用許諾契約を結んでおり、同モデルの個性を体現する名称となっていたが、ラインアップ変更に合わせて車名も改称されることに。
5人乗りの販売を終了し『シトロエン・グランドC4スペースツアラー』に一本化すると同時に、パワーユニットもクリーンディーゼルの2リッター・ターボ(150PS/370Nm)と、1.6リッター・ガソリンターボ(165PS/240Nm)の2種類に6速ATを組み合わせた、SHINE(シャイン)の2グレード展開へと整理された。