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クルマ ニュース

投稿日: 2018.10.23 12:42
更新日: 2018.10.23 12:47

新型『メルセデス・ベンツAクラス』登場。対話型システム”MBUX”を初搭載

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クルマ | 新型『メルセデス・ベンツAクラス』登場。対話型システム”MBUX”を初搭載

 メルセデス・ベンツのエントリーモデルとして、日本市場でも市民権拡大に貢献した『Aクラス』が、いよいよ4代目に刷新。最新デザイン言語の採用とともに『Sクラス』同等の安全運転支援システム(ADAS)やテレマティクスに加え、初の対話型インフォテインメントシステム“MBUX”を搭載し、10月18日より受注が開始されている。

 メルセデスが“NGCC”と呼ぶ小型戦略車の中核をなす同車は、この4代目モデルで新デザイン思想“Sensual Purity(官能的純粋性)”をさらに一歩進め、コンパクトな2ボックスデザインをベースにサイズやプロポーションを最適化。

 CFDによる気流シミュレーションや風洞実験による結果を元に、ホイールスポイラーやエアロリップを採用し、Aピラーとドアミラー形状の配置最適化、マルチビームLEDヘッドライトやラジエター周囲のシーリングなどにより、セグメントトップのCd値0.25を達成するなど徹底した効率化と静音化が図られた。

 メルセデス・ベンツとして初となる新設の車両安全技術センター(TFS)で開発されたボディシェルは、全体的な構造剛性の強化とともにボディとサスペンション、パワートレイン間などの振動入力点や騒音の侵入箇所を徹底的に解析。

 デルタ形シリンダーヘッドなどの革新技術を採用した1.33リッター・オールアルミ製のM282エンジンと7速DCTを搭載するボディシェルは、高剛性と高い静粛性を実現しながら先代モデル並みの重量に収められている。

 そして4代目『メルセデス・ベンツAクラス』最大の特徴とも言えるインテリアは、初めてインストゥルメントクラスター上方のカウルを廃止。翼のような形をした立体形状を持つふたつの水平部分に分割されたダッシュボードに、ワイドスクリーンディスプレイをオンダッシュで配置。そこにタービンを想わせるスポーティなエアアウトレットを加え、上位モデルから導入されたデザインをさらに洗練させた造形となっている。

 手前のダッシュボードが浮いたように見える視覚的な効果をさらに高めるのが、先代比で5倍の64色に増加したオプション設定のアンビエントライトで、64色を10種類の色彩の世界にまとめることで、鮮やかな色の変化を伴うライティングも実現している。

新デザイン思想”Sensual Purity (官能的純粋性)”を進化させ、ワイドなプロポーションを実現
立体形状を持つ2つの水平部分に分割されたダッシュボードに、ワイドスクリーンディスプレイを配置する
新開発の対話型インフォテインメントシステム”MBUX”は「Hi,Mercedes」をキーワードとして起動


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