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クルマ ニュース

投稿日: 2019.01.15 11:20
更新日: 2019.01.15 14:02

STI史上最強のSシリーズ、『スバルS209』がデトロイトショーでワールドプレミア

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クルマ | STI史上最強のSシリーズ、『スバルS209』がデトロイトショーでワールドプレミア

 スバルテクニカインターナショナル(STI)は1月15日、アメリカ・デトロイトで開幕したデトロイトモーターショー2019で、同社のコンプリートカーシリーズ最新作で“Sシリーズ”初の北米向けモデルとなる『スバルS209』を世界初公開した。

 今回発表されたS209は、先代のS208と同じくスバルのモータースポーツ活動を統括するSTIが『スバルWRX STI』をベースにエンジンや足回りを専用開発し、ベース車両から大幅な性能向上が図られたSTIコンプリートモデルだ。

 しかし、その性能は史上最強を謳った先代を上回るものに。エンジンはアメリカ仕様WRX STI専用のEJ25をベースに吸排気系を専用開発。さらに専用ECUで制御することで、その最高出力は341馬力というSTIモデル最高値をマーク。

 また、足回りには歴代STIモデルで最大幅となる265/35R19ダンロップ製ハイグリップタイヤとともに、BBS製19インチ鍛造ホイールが採用され、あわせて専用開発のビルシュタインダンパー、コイルスプリング、強化ブッシュが備わる。

 WRブルー・パールとクリスタルホワイト・パールという2色のボディカラーが用意されたエクステリアでは、幅広のタイヤを収めるオーバーフェンダーが装着されたほか、フロントにはダウンフォースを増加させるカナードを装備。リヤにもドライカーボン製大型リヤウイングを備えており、STIが目指す『ドライバーの意のままに操れる“速さ”』を実現するモデルに仕上がっているという。

 そんなスバルS209は、2019年内にアメリカ国内で限定発売される予定だ。なお、限定数や販売価格については現時点でアナウンスがなされていない。

ドライカーボン製大型リヤウイングを備えたスバルS209
ドライカーボン製大型リヤウイングを備えたスバルS209
スバルS209はSシリーズ初のアメリカ向けモデル
スバルS209はSシリーズ初のアメリカ向けモデル
STI史上最高の341馬力を誇るスバルS209
STI史上最高の341馬力を誇るスバルS209
スバルS209(クリスタルホワイト・パール)
スバルS209(クリスタルホワイト・パール)

■スバルS209

・車両寸法・重量
全長×全幅×全高:181.9×72.4×58.1in.(約4620×1839×1476mm)
トレッド[前]:60.8in.(約1544mm)
トレッド[後]:61.2in.(約1554mm)
最低地上高:4.9in.(約124mm)
車両重量:3485 lb.(約1580kg)
・エンジン
型式・種類:EJ25・水平対向4気筒
最高出力[ネット]:341hp
燃料タンク容量:15.9 gal(約60.1L)
燃料種類:無鉛プレミアムガソリン


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