先代モデルでもライフサイクル末期に追加され、スタンダードラインに対して大幅に高められた悪路走破性で独自のポジショニングを確立したクロスオーバーモデル『ボルボV60クロスカントリー』が2代目モデルに進化。2019年4月の国内販売に先立ち、3月1日より予約注文受注が開始されている。
ボルボの最新プラットフォーム、SPA(スケーラーブル・プロダクト・アーキテクチャー)を採用し、XC90から始まった新世代デザイン言語を採用して生まれ変わったミッドサイズステーションワゴン『V60』をベースにしたこのクロスオーバーモデルは、上級モデルのV90と同様の手法で悪路走破性能をプラス。
最低地上高を65mm高めて210mmとし、Cross Country専用サスペンションを採用することでラフロード性能を強化し、アンダーガードやモール素材のフェンダーアーチなどを採用した、Cross Country専用のエクステリアデザインが与えられている。
導入されるパワートレーンは、初期設定としてDrive-Eの2リッター4気筒直噴ガソリンターボの“T5”のみとなり、最高出力254PS、最大トルク350Nmのエンジンに、ロックアップ機構付きの8速電子制御ATとAWDシステムが組み合わされる。