伝統の3ケタ車名から脱却し、マルチ・パーパス・ビークルからSUVヘの移行を果たしたプジョーの日本市場販売をけん引するヒット作『3008』と、7シーターの『5008』に、Euro 6.2対応の新ガソリンエンジンと8速オートマチック搭載した改良版が登場。5月21日より発売開始となっている。
つい先日、日本市場での一部改良が施され、PSA自慢の1.2リッター“ピュアテック”のアップデートと最新EAT8への換装を実施したCセグメントモデルの『308』系と同様に、SUVに搭載されてきた1.6リッター直列4気筒直噴ターボにも新たにガソリン微粒子フィルターのGPFを採用。
新世代SUVとして2017年3月のデビュー以来、都会的な洗練されたスタイリング、パワフルかつ省燃費な走り、各種先進安全装備、そして乗り心地の良さなどが高い評価を受け、日本国内のプジョー販売を牽引する存在となっている『3008』と、同じくミニバンに変わる新たな選択肢としてもマーケットの注目を浴びている3列シート7人乗りのSUVの『5008』ともに、ガソリン系で最新のパワートレインを手にすることになった。
前回、1.2リッターに施された仕様変更と同じく、この1.6リッターPureTechガソリンでも、欧州新排ガス規制Euro6.2に対応すべくGPGを採用。排出ガスのクリーン化、フリクションの低減、そして電子制御ウエストゲートバルブを採用で、さらなる高効率化とハイレスポンス、スムースな吹け上がりを実現している。
また、電子制御8速オートマチックEAT8は、日本のアイシン・エィ・ダブリュと共同開発のもので、3つのドライブモードが選択可能に。こちらも308系と同じく通常モードではシフトタイミング、ドライバビリティ、コンフォート性能が最適化され、スポーツモードではシフトアップポイントの高速化、アクセルレスポンスの向上、ステアリングフィールの変更など操作系の制御を一変。
そしてエコモード時は新しく搭載されたフリーホイール機能で、走行条件が合えば、アクセルオフ時にクラッチを切り燃費改善を果たす機能を手にしている。
両車ともに180PS／250Nmのアウトプットは変わらずながら、『3008』は全3グレード、『5008』はAllureのみのモノグレード展開となり、3008 GT Lineと5008 Allureには同車クリーンディーゼルのBlueHDi系で約70%という高い装着率を誇るファーストクラスパッケージを新設定。
運転席メモリー付き電動シート&マルチポイントランバーサポートや前席シートヒーター、パノラミックサンルーフに360°ビジョンなど、高い機能性を誇るアイテムが30万円で装着可能となっている。
価格は5シーターの『3008』が367万～409万円。『5008』が414万円となっている。
プジョーコール TEL：0120-840-240
