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クルマ ニュース

投稿日: 2019.06.14 05:31
更新日: 2019.06.19 00:48

対話型”MBUX”搭載の新型『メルセデス・ベンツBクラス』登場。最新ADASも採用

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クルマ | 対話型”MBUX”搭載の新型『メルセデス・ベンツBクラス』登場。最新ADASも採用

 デザインや機能の両面で、メルセデス・ベンツの新たな時代を象徴する1台となった『Aクラス』に続き、その兄弟車でありながら広い室内とラゲッジルームによる高いユーティリティ性能を特徴とするマルチパーパスコンパクト、『メルセデス・ベンツBクラス』も新型へ移行。対話型インフォテインメントシステム“MBUX”や旗艦モデル『Sクラス』と同等の最新ADAS(安全運転支援システム)が採用され、6月6日より受注が開始されている。

 約7年ぶりのフルモデルチェンジとなった『メルセデス・ベンツBクラス』は、“Sensual Purity(官能的純粋)”というメルセデス・ベンツの新たな基本思想に基づき、ラインやエッジを大幅に削減した輪郭を採用。

 天地方向に薄いヘッドライトデザインや、低く構えた姿勢のフロントエンドなどでワイド&ローのスポーティな印象を与えながら、ルーフラインが低くなったことで前面投影面積も縮小され空力性能の改善にも貢献しており、Cd値は0.24を達成している(欧州参考値)。

 一方のインテリアも先行した『Aクラス』に準じており、ダッシュボードはインストゥルメントクラスター上方のカウルを廃止。ワイドスクリーンディスプレイがそのダッシュボード上部に置かれることで、開放感と横方向のワイドさを強調するデザインとなっている。

 そうしたワイド&ローとデザインコンシャスなインテリアを採用しながらも、Bクラスの特長である広い室内空間とユーティリティはさらに強化され、前席の室内幅は1456mmと先代比33mm、フロントのヘッドルームも1052mmと5mm拡大。

 大人4名がさらに快適に過ごせる空間が実現するとともに、リヤシートのバックレストは4:2:4分割可倒式を採用するなど、さまざまな使い方に柔軟に対応することが可能となっている。

 さらに「Hi(ハイ)、Mercedes(メルセデス)」をキーワードとして起動する対話型インフォテインメントシステム、MBUX(メルセデス・ベンツ・ユーザー・エクスペリエンス)も搭載され、人工知能による学習機能で特定ユーザーに適応する個別対応能力を実装。

 新型自然対話式音声認識機能は多くのインフォテインメント機能(目的地入力、電話通話、音楽選択、メッセージ入力・読み上げ、気象情報)に加え、クライメートコントロール、各種ヒーター、照明など多様な便利機能にも対応したほか、ユーザーによる発言を車載コンピューターとクラウドの両方でデータを評価し、それぞれに応答を送信する。

 システムはどちらの応答がより確実か、確からしいかを判断し、数秒以内に反応するハイブリッドな方式とした結果、MBUXはネット接続しない状態でも応答できるシステムとなっている。

ルーフラインが低くなったことで前面投影面積も縮小され空力性能の改善にも貢献しており、Cd値は0.24を達成している
リアシートのバックレストは4:2:4分割可倒式を採用するなど様々な使い方に柔軟に対応することが可能に
MBUXは空調、各種ヒーター、照明など多様な便利機能の操作にも対応する


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