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クルマ ニュース

投稿日: 2019.07.25 11:07
更新日: 2019.08.08 23:58

FFベース初の”正統派”サルーン、新型『メルセデス・ベンツAクラスセダン』が上陸

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クルマ | FFベース初の”正統派”サルーン、新型『メルセデス・ベンツAクラスセダン』が上陸

 AI人工知能技術を用いた対話型インフォテインメント・システム”MBUX”を初搭載して話題となった4代目『メルセデス・ベンツAクラス』。その最新FFアーキテクチャーを使用した初の”フォーマル”サルーン、『メルセデス・ベンツAクラス セダン』が登場。発表記念特別仕様車の『A250 4MATICセダン Edition 1』も設定され、7月22日から予約受注が開始された。

 現行AクラスやBクラスなどに使用している最新の前輪駆動シャシーをベースとした「初のプレミアムコンパクトセダン」となる新型『メルセデス・ベンツAクラス セダン』は、クーペライクな4ドアモデルとして先鞭をつけたCLSの流れを汲む『メルセデス・ベンツCLA』と同等のホイールベースを有しながら、わずかに短い全長と伝統的な3BOXスタイルのボディ形状を持っている。

 エクステリア前半部分はハッチバックの『Aクラス』を踏襲しながらも、テールライトは先代Aクラスにも採用されたアロー形状のモチーフが復活。ロー&ワイドな外観はスポーティさを演出するだけでなく、空力性能の改善にも貢献しており、空気抵抗を表すCd値で0.22と量産車でも最高レベルのロードラッグを実現している。

 そのインテリアはコンパクトでありながら、前後のオーバーハングを切り詰め、ホイールベースを長く取ることで、室内長を確保しており大人4人が快適に過ごすことができる広い室内空間を実現。トランクスペースは420リットルを確保しつつ4:2:4分割可倒式を採用し、さまざまな使い方に柔軟に対応することが可能となっている。

 最大のセリングポイントとなるMBUXも、Aクラスと同じく「Hi(ハイ)、Mercedes(メルセデス)」をキーワードとして起動。クラウド上のソフトウェアモデルによって新しい流行語を覚えたり、時代による言葉の用法の変化を学習する機能も備えている。

 また、自然言語認識機能の搭載によりインフォテインメントおよび車両操作関連の自然な言語を認識、理解するだけでなく、ユーザーによる発言を車載コンピューターとクラウドの両方でデータ評価することで、ネット接続しない状態でも応答できるシステムとなっている。

 さらに、スマートフォンのコネクティビティ関連機能も拡張され、Qi規格対応機種の携帯電話を無線充電する”ワイヤレスチャージング機能”を前席に全車標準装備とした。

空気抵抗を表すCd値で0.22と、量産車でも最高レベルのロードラッグを実現した
テールライトは先代Aクラスにも採用されたアロー形状のモチーフが復活
トランクスペースは420リットルを確保しつつ、後席は4:2:4分割可倒式を採用する


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