クルマ ニュース

投稿日: 2019.08.02 11:52
更新日: 2019.08.08 23:56

【動画】GT3マシンの技術をフィードバックさせた『ニッサンGT-R NISMO』2020年モデル/スポーツカー速報試乗


 ニッサンが世界に誇るスポーツカー『GT-R』の最新版となる2020年モデルが今春発表され、あわせてハイパフォーマンスパッケージモデルとなる新型『GT-R NISMO』が登場した。ニッサンワークスとして同社のモータースポーツ活動を担う、NISMOによってR35型が元来持つ優れた走行性能がさらに磨き抜かれた“史上最強GT-R”の試乗レポートがGENROQ Webで公開されている。

 2007年に発表されてから12年目を迎えたニッサンGT-Rの第3世代。現行R35型は2019年春に大改良が実施され、2020年モデルが登場した。発売予定日は2019年10月8日となっている。

 今回の大改良において、基準車以上により多くの力が注がれたのはGT-Rの“Rサイド”とも言うべきGT-R NISMOの2020年モデルだ。

 GT-R NISMO 2020年モデルはFIA-GT3レースの厳しい環境で磨き抜かれた技術が応用され、ボディ、空力、サスペンション、ブレーキ、そしてエンジンなど隅々にまで手が入れられ、パフォーマンス、そして走りのクオリティが格段に高められている。

 先頃発表されたGT-R NISMOの車両本体価格は、2420万円(消費税10%込み)と、かなりのジャンプアップが図られた。果たして、その価値はあるのだろうか。

 オートスポーツwebの姉妹媒体GENROQ Webでは、いち早くこの最新GT-R NISMOを取材。
 
 今回はモータージャーナリストの島下泰久氏が、ドイツの一般道や速度無制限区間を含むアウトバーン、そしてラウジッツリンク・サーキットという異なる性格を持つ舞台で徹底的に走り込みを行い、その進化をレポートしている。

 島下氏は「600馬力のパワーをまったく持て余すことなく使えるもしくは使える気にさせる、すさまじくハイレベルな仕上がりで、もっと走りたい、走り続けたいという思いに駆られた」と感想を語る。

 10月8日(火)から発売が開始される最新GT-R NISMO。第3世代GT-Rの完成形と呼び声高い、その実力をひと足早く味わってもらいたい。


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