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クルマ ニュース

投稿日: 2016.09.28 19:23
更新日: 2016.09.28 19:24

ニュルを戦ったC-HRの市販モデル、日本仕様の詳細公開

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クルマ | ニュルを戦ったC-HRの市販モデル、日本仕様の詳細公開

 トヨタは28日、新型クロスオーバー『C-HR』日本仕様の概要を公開した。全4グレードが設定され、2016年末に全国で発売される。また、11月上旬からはウェブ上で先行商談も受付する。

 C-HRは伸長するSUV市場に投入されるトヨタの新たなSUV。2014年のパリモーターショーでコンセプトカーが発表され、日本では昨年の第44回東京モーターショーで初お披露目された。

 このC-HRのコンセプトモデルはTOYOTA GAZOO Racingの手により5月末に開催されたニュルブルクリンク24時間耐久レースのSP2Tクラスに挑戦。総合84位/クラス3位という結果を残している。

 デザインコンセプトは「センシュアル スピード-クロス」とされ、スピード感あふれるボディでたくましい足回りが表現されたほか、質感や形状、色などの細部までこだわり、感性に響く意匠が追求されたという。

サイドからは2ドアクーペのような印象を受ける。
サイドからは2ドアクーペのような印象を受ける。

 エクステリアでは、キャビンとドアサイドを一体化し、ボディ下部を削ぎ落としたダイヤモンド形状を採用。リヤのドアハンドルをボディに一体化させるデザインを採用したことで、2ドアクーペのような印象を受ける仕上がりになっている。
落ち着いたデザインでまとめられたインテリア
落ち着いたデザインでまとめられたインテリア
ハイブリッド車専用のコンビネーション2眼メーター
ハイブリッド車専用のコンビネーション2眼メーター

 気になる走りは、フロントに新開発のマクファーソンストラットサスペンション、リヤにダブルウイッシュボーンサスペンションを取り入れたほか、大径スタビライザーの採用などにより、優れた乗り心地と操縦安定性を実現。最小回転半径は5.2メートルと、ハッチバック並みの数値だ。

 シンプルで選びやすいよう、グレード体系は装備が充実された『G』、『G-T』と標準の『S』、『S-T』の4タイプ。また、衝突回避支援パッケージ『Toyota Safety Sense P』を全車に標準装備している。

新色のラディアントグリーンメタリック
新色のラディアントグリーンメタリック

 カラーリングは新規に開発されたラディアントグリーンメタリックとメタルストリームメタリックを含む全8色。内装色はブラックとリコリスブラウンの2色が用意された。
G、G-Tグレードには足元イルミネーションを採用。車名が浮かび上がる仕様はトヨタ初採用だ。
G、G-Tグレードには足元イルミネーションを採用。車名が浮かび上がる仕様はトヨタ初採用だ。

 上述の通り、発売は年内。全国のトヨタ店トヨペット店、トヨタカローラ店、ネッツ店を通じて販売される。残念ながら価格は発表されていないものの、11月には先行商談の予約も始まるので、気になる方は要チェックだ。


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