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クルマ ニュース

投稿日: 2019.10.24 18:52
更新日: 2019.10.24 18:54

本格フルゴネットの対抗馬、ついに登場。『プジョー・リフター Debut Edition』

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クルマ | 本格フルゴネットの対抗馬、ついに登場。『プジョー・リフター Debut Edition』

 かねてより日本市場導入が噂されていた待望の1台、後席スライドドアを持つMPV(マルチ・パーパス・ビークル)の『PEUGEOT RIFTER(プジョー・リフター)』が上陸。本格導入に先立ち、特別仕様車の“Debut Editionが設定され、10月19日よりオンラインでの予約注文受付が開始されている。

 フランス本国では古くから“フルゴネット”と呼ばれるこのジャンルは、商業車から派生したマルチパーパスモデルとして親しまれてきた。その優れたユーティリティ性能が豊かなライフスタイルを連想させるとして、この日本では先駆者となる『ルノー・カングー』が絶大な人気を博してきた。

 そこに満を持して登場した新型『プジョー・リフター』は、堅牢さを感じさせつつシンプルなデザインを特徴とし、定評あるプラットフォーム『EMP2』を採用したことでユーザーのあらゆる利用状況に応えるだけの能力と耐久性を獲得している。

 そのパワートレインも現代的な水準のものとなり、先進の1.5リッター直列4気筒ターボチャージャー付きクリーンディーゼル、DV5(130PS/300Nm)に、こちらも最新世代電子制御8速オートマチックトランスミッションのEAT8をドッキング。プジョーの誇る悪路走破性向上デバイス“アドバンスド・グリップコントロール”も搭載し、路面状況に合わせてさまざまなアルゴリズムを組み合わせ、パワートレインやブレーキを統合制御する5つのモードを備えた。

 そして1878mmのたっぷりとした全高と両側スライドドア (手動)の内部に広がるインテリアとユーティリティは、運転席にプジョー独自のi-Cockpitを採用。上部から視認するアウターホイールメーターと、小径ステアリングに8インチのタッチディスプレイを備え、ドライバーにも優れたレイアウトとなっている。

 一方、リヤシートは6対4の分割可倒式となっており、長さ=奥行きは、5人乗り状態で1m、2人乗り状態で1.88m、助手席を倒せば最長2.7mの長尺に対応。5名乗車時でトノカバー下が597リッター、2列目シートを倒した最大積載状態では2126リッターとなり、現行プジョーで最大容積を持つ『5008』の1862リッターを大幅に上回る数値となっている(いずれも欧州VDA方式参考値)。

巨大なリアゲートはガラス部分のみを個別で開閉することが可能なリアオープニングガラスハッチとし、狭いエリアでもイージーアクセスが可能に
運転席はプジョー独自の”i-Cockpit”を採用。上部から視認するアウターホイールメーターと、小径ステアリングに8インチのタッチディスプレイを備える
車体は『308』でも高い評価を受けるEMP2をベースに、リヤセクションは旧型の進化版とした


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