2016年7月登場の現行型メルセデス・ベンツEクラスに、日本初のクリーンディーゼル・プラグインハイブリッド『E350de アバンギャルド スポーツ』と、ガソリン・プラグインの『E350e アバンギャルド スポーツ』を追加設定。10月23日より受注開始となっている。
Eセグメントの中核サルーンとして5代目を数える現行型に、待望のディーゼル・プラグインハイブリッド(PHEV)モデルが登場。従来までのガソリン仕様に加えて、最新のクリーンディーゼルエンジンの採用に加え、電気モーターのみの走行で最長航続距離50kmを可能にした『E350de』は、日本初上陸のディーゼルPHEVモデルとなっている。
その『E350de アバンギャルド スポーツ』が搭載するのは、最高出力194PS、最大トルク400Nmを発生するメルセデス最新の2リッター直列4気筒クリーンディーゼルターボで、低振動、低騒音に加えて排出ガス浄化経路の短縮や、sDPF(DPF with SCR Coating:選択触媒還元法コーティング付粒子状物質除去フィルター)を採用するなど、排気の浄化にも注力して開発されている。
その内燃機関と組み合わせるモーターは最高出力122馬力(90kW)、最大トルク440Nmという強力なもので、システム総合の最高出力は306馬力、最大トルク700Nmとなり、非常にパワフルでスムーズな加速を実現。モーターのみでの一充電航続距離も最長50kmを確保した。
一方、ガソリン仕様の『E350e アバンギャルド スポーツ』も一部改良が施され、最高出力211PS、最大トルク350Nmの2リッター直列4気筒ターボは変更がないものの、モーターは『E350de』と同じ、最高出力122馬力(90kW)、最大トルク440Nmとし、システム総合の最高出力は320馬力、最大トルクは700Nmへ。電気モーターのみでの航続距離も最長51kmへと高められた。