WEC世界耐久選手権も戦ったBMWの旗艦クーペ『BMW 8シリーズ』のラインに、まったく新しいボディにより伸びやかなスタイリングと快適な室内空間を実現した最高峰4ドアクーペ『BMW 8シリーズ グラン クーペ』が誕生。10月25日より発売が開始されている。
6シリーズを皮切りに、4シリーズにも設定されてきた優美で官能的なスタイルを持つサッシュレスデザインの4ドアモデルが、8シリーズにもついに登場。独自のカーボン・コア・ボディによる広々と快適な室内空間や、専用サスペンションと革新技術によるスポーティな走行性能、戦略的な価格を実現した直列6気筒エンジン搭載車のラインアップなど、BMWが持つ技術の粋を集めた“トップ・オブ・グランクーペ”となっている。
その基礎となるボディ骨格には、内部(センター・トンネル)にカーボン素材を用いるBMW独自のカーボン・コア構造を使用し、車体剛性を大幅に高めることで『BMW 8シリーズクーペ』に対して205mm長い、ホイールベース3025mmを実現。
これにより、流麗なスタイルからは想像できないほど広々とした室内空間を確保し、後席の頭上空間を確保しながらもルーフ後端からCピラー、リアフェンダーにかけて絞り込まれ、くびれが美しく洗練されたスタイルを演出する独自のノッチバックスタイルを手にしている。
サイズ拡大による弊害もなく、高いボディ剛性を確保した同モデルの心臓部には、クーペと同様に最高出力530PS/5500-6000rpm、最大トルク750Nm/1800-4600rpmを発揮する4.4リッターV型8気筒ガソリンを搭載した”M850i xDriveグラン クーペ”と、直列6気筒クリーン・ディーゼル(319PS/680Nm)を搭載した”840d xDriveグラン クーペ”をラインアップ