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クルマ ニュース

投稿日: 2019.11.26 16:54
更新日: 2019.11.26 16:55

日本限定240台、MINI史上最速の『John Cooper Works GP』誕生

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クルマ | 日本限定240台、MINI史上最速の『John Cooper Works GP』誕生

 もっともコンパクトなセグメントでありながら「公道を走行可能な英国ブランド車として最速のモデル」と謳われるシリーズ史上最速の『MINI John Cooper Works GP(ミニ・ジョン・クーパー・ワークス・ジー・ピー)』が誕生した。全世界3000台の限定生産、日本へは限定240台の導入予定で、11月20日より予約受注が開始されている。

 モータースポーツの技術を広範にフィードバックし、レーシングコースと日常での走りに対応可能としたこのモデルは、心臓部の2リッター直列4気筒MINIツインパワー・ターボの性能が大幅に強化されたモデルだ。

 その性能はベースモデルとなる『MINI John Cooper Works』より最高出力を75PSアップの306PS/450Nmとし、0-100km/h加速は5.2秒という驚異的なスペックを実現した。

 この出力アップ分は地道な改良の積み重ねにより達成され、クランクシャフトやベアリング、ピストン、コネクティングロッド、バイブレーションダンパーを強化し、さらにオイル供給やクーリングシステムを最適化することにより、最高出力を大幅に高めたほか、450Nmの最大トルクをわずか1750rpmで発揮するようチューンされている。

 最高速も265km/hに到達し、情熱的な力強いサウンドを奏でるスポーツ・エギゾースト・システムも装着された。

 それほどのパワーを誇りつつ駆動系も洗練された構成とし、8速スポーツ・オートマチック・トランスミッションは、トルセンLSD(機械式リミテッド・スリップ・ディファレンシャル)と組み合わされ、その速さをイージーに引き出すことが可能に。

 サスペンションはベースモデルの『MINI John Cooper Works』より10mm下げられ、スポーツ・ブレーキ・システムも採用。エンジンマウント、ボディ構造、フロント・アクスルからリア・アクスルに至るサスペンションの構造を再設計しキャンバー角も見直され、さらにボディ剛性を高めたことでサーキットにおける走行性能は最大限まで高められている。

ベースモデルとなる『MINI John Cooper Works』より最高出力を75PSアップさせ、306PS/450Nmを発生し、0-100km/hは5.2秒という驚異的なスペックを実現した
視線を集めるホイール・アーチ・カバーは、軽量素材であるカーボンファイバーを使用してハンドメイドで成型され、あえて繊維の編込みが見えるデザインとなっている
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